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人生の命題はなにか、というコンセプト

7月も半ばだというのに、いまだにTシャツ 1枚で過ごせる日は少ない気仙沼。
今年の夏は冷夏になるかもしれない、なんてことも聞こえてくる。
季節は夏が一番好きだが、このくらいの気温が身体にはちょうどいいのかもしれない。

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1日1つ、デザインを上げ始めて昨夜で65作目。
何かがこぼれ落ちるようにスムーズに納得のいく作品ができる日もあれば、時間をかけても靄がかかったままの日もある。
はてさて、とても大変なことを始めてしまったようだと感じたのは1週間くらい経った頃だった。

「毎日、どういう作品を上げているの?」

この質問に、じつはまだうまく答えることができない。
その日聴いていたアーティストの曲をモチーフにすることもあれば、思っていることの抽象度を上げて作ることもある。
その日その日のモードでゴシックなのか明朝なのかも変わるし、単色の日もあれば、グラデーションの日もある。
全ての作品に、明確なコンセプトがあるのかどうかと言われれば、ある日もあるし無い日もある。そんな感じだ。

そうなってくると何のために始めたのか?という問いに当然ぶつかるわけだが、自分に課題を課すことで常に自分に鞭を打つ、といった感じか。
何も思いつかない時に出てくる作品こそ、一番自分らしいのかもしれない、というのが気付きではある。
毎日1つの作品って、すごく大変だ。12年間続けてるbeepleはやはりすごい。

いま思っているのは、
○毎日作品を上げるという行為だけでも続けるべき
○頻度は落ちてもクオリティに拘るべき  の2つ。
どちらも正解だからこそ、もう少し続けてから考えてみる。

作れば作るほど、作品で何を伝えたいのか、自分はどこに到達したいのか、言語化できていない自分と対峙する。
当面の目標は100作品。とりあえずそこまでは行ってみようと思う。

「コンセプト」というものに囚われそうな、でも、なければ誰でも作れるものになっているような。
人生の命題、みたいなものをちゃんと見据えられるようにならなきゃな、と思っている。

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全然話変わるけど、友人からフィルムカメラを譲ってもらった。
楽しい。


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