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初めてのお神輿担ぎ手

秋祭りの季節です。
お祭りのお神輿って見ていると楽しいけど、実際に担いでいるのは少し怖そうな方が多いような。
甘くないぞ、この世界。
一見さん、お断り。
のような。

なのでこれまではちょっと憧れの眼差しで、でも遠巻きに見ていました。

ところが子供が小学生になり地元の繋がりが一気に広がりました。
学童に子供会、そして町会。
あれよあれよという間に地元の祭礼に参加しないかという話をいただき。
僕にとってはちょっとした冒険でしたが、えいっと入り込んで見ました。
怖くて近寄れなかった、憧れのお祭りです。

朝の神酒所の設営から神主さんの儀式、神輿や山車の準備まで、皆さんについて行くのに必死。
今年で36歳ですが、ほぼ最年少です。

でも覚悟(期待?)していた、
「若いの!ぼんやりすんな!」
「ちょろちょろすんな、邪魔だ!」
というようなお叱りはなく、皆さん驚くほど陽気で楽しそう。
確かに怖い顔の方もいらっしゃいますが...

仕事上ではまずお話し出来ないような職種やポジションの方々と同じ町会という立場で気軽にお話しできるのも楽しい。
当然ながら会社内の仲間よりもものすごくいろんな方向に幅が広いです。
この陽気な皆さんが仕事の時は全く違う表情をしているんだろうな、と考えると不思議な感じです。

楽しみにしていた神輿はマラソンに似ていました。
担ぎ始めた直後は楽し過ぎて最高、
後半は肩が痛過ぎてもう二度とやるか、
と思うようなところが。
でも、町内の各所で盛大なおもてなしを受け、その度にいろんな人とお話ができる。
これは本当に楽しいと思いました。

皆さん、それぞれ違った想いをもって参加されていると思います。
毎年続けることで準備やお金や人間関係など、苦労も多いと思います。
それでも続いてきているお祭り。
これが地元の繋がりなんだと思います。

#祭り #祭礼 #お神輿 #町会 #町内会

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