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体育館が映画館に!『夢みる小学校』上映会

大倉山ミエル主催の『夢みる小学校』の上映会を、太尾小学校の体育館で無事に開催することが出来ました!
当初100名来てくれたら成功だね、と言っていましたが、思いがけず約200名の方(うち100名が子ども達)にお越しいただき、特別な一日を実現できました。
太尾小学校と港北区社会福祉協議会のご後援、そしてボランティアスタッフの皆さんに感謝です!

以下、気づきと感想をメモします。


子どもスペース


準備段階で一番気を使い、議論が白熱したのが図書室を利用した子どもスペースでした。
小さなお子様がいる保護者にも映画を観れる環境を、という理念から絶対に設けたと思っていたものです。
でも、どこまで預かるの?年齢は?人数は?おやつは?泣いてしまったら?おむつは?などなど、たくさんの心配事が。
スタッフ間で毎晩LINE上でアイデアを出し合いました。

そのかいあって、子どもスペースは大好評。
子ども達は工作をしたり、絵を描いたり、映画を観たり、思い思いに過ごしました。

ただ2~3歳以下の小さな子どもは保護者と離れるのが難しく、一緒に映画を鑑賞することが多かったため、今後は子どもスペースの年齢制限を設けることも検討する必要があると感じました。

子どもの自由な動き


上映会場である体育館と子どもスペース(図書室)の間を、子ども達が自由に行き来できる環境にしました。
その結果、低学年以下の子ども達は自分たちのペースで映画を楽しみ、気が向いたら図書室に遊びにいくということを繰り返していました。
この余白があること、自分たちに裁量のある感じが子ども達にはストレスがなく、保護者も映画を楽しめたかと思います。

体育館の中では、意外と子ども達が静かに過ごしていて、「こんなに集中できるんですね」と校長先生も驚いていました。

会場では椅子だけでなく、体操用のマットを敷いたエリアを作りました。
そこに座り込んだり、寝転んだりして観ていた子ども達が多くいて、いろんな観方があっていいなと思いました。

おしゃべりタイム


上映後に設けたおしゃべりタイムには、10名前後の参加者と校長先生、それにスタッフが加わって行いました。
もう少し多い参加者を期待していましたが...
でも、皆さんからは熱い思いや貴重な意見を聞くことが出来ました。
映画を観た後はやっぱり、いろいろ話したい!

ボランティアスタッフ


200名規模のイベントを支えたのは、約15名のボランティアスタッフさん達の尽力でした。
皆さん、大倉山ミエルに関わる地域の子育て世代や先輩たちです。
LINEグループで毎日アイデアを出し合いながら、自発的に得意なこと、やれることを持ち寄って、前に進めてくれました。
こういうチームとしての活動、すごく楽しいなと思いました!

つながりの重要性

昨年、放課後デイサービスのお部屋をお借りして、初めて小規模の上映会を4回行いました。
それを聞いた校長先生が、ぜひ小学校でもやりたいですね、とお声をかけていただいたのが、今回の上映会の始まりでした。
つながっているなあと思いました。
これからもつながりを大切にし、展開していきたいです。

子どもたちの声


上映後、いつも放課後ミエルに来てくれている2年生の女の子が、「映画の学校は、放課後ミエルのすごいバージョンだよ」と教えてくれました。
放課後ミエルも映画に出てくる学校に追いつくにはどうしたらいいか、子ども達と話し合っていきたいです!

もう何度も観たこの映画ですが、最後のシーンでは涙が止まらず、上映後の挨拶ができないのではと焦りました。
ご参加いただいた皆様、サポートいただいた皆様に、改めて感謝です。
これからも素敵なイベント子ども達の環境を創っていきたいと思います。
ご意見やご感想がありましたら、ぜひお聞かせください。

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