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《連続投稿475日目》在庫の悩みを解決する

 日経電子版の記事【GONENGO、商品在庫をマップに 新型コロナで】では、ITシステム開発のGONENGOが農業生産者・菓子小売店などの余剰在庫情報をネット地図上に表示できるサービスを始めた事がリポートされています。



 コロナ禍のあるなしに関わらず、そもそも、企業にとって余剰在庫は、一般的な悩みの種ナンバー1かも知れません。

 ――これが、小売企業であれば、店舗で値下げして売り切ってしまうという手もありますが、その場合でも、コストが掛かり、ロスが出ます。もちろん、突然の状況の急変(天候など)で、とても売り切れないような在庫を抱えてしまう事もあり得ます。

 ――まして、直接不特定多数への販路を持っていない企業にとっては、顔馴染みの取引先に押し付ける訳にもいかず、投下資金を回収できないなど、在庫を抱え続けるコトの悪影響は事業のあらゆる部分を圧迫し続けることになるのです。

 ――そして、最悪なのは在庫の価値が0(ゼロ)になってしまい、廃棄コストだけがかさむ、しかも、食品ロス問題・アパレルの大量廃棄問題などに見られるように、サスティナビリティ、ESGへの取り組みが甘いと責められる……



 しかし、「捨てる神あれば拾う神あり」ではありませんが、広く日本を見渡せば、世界を見渡せば(日本では価値がなくても、その国の人にとっては需要が大きい、など)、そんな悩みの種の在庫を欲しいという人、支援しようという人、活用しようという人がいるかも知れません。ただ、今までは、そんな欲しい人・会社と在庫で悩んでいる人・会社を見える化して繋ぐシステムがあまり見られなかったのです。

 この記事で紹介されているシステム、在庫に悩んでいる企業が余剰在庫情報をネット地図上に表示できるサービス(=販路が全国に広がる)は、きわめてシンプルで分かり易く、大きなポテンシャル(例えば、3PLを絡める、など)を秘めているように思えます。

 



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