見出し画像

《連続投稿583日目》オフィスのニューノーマルはサードプレイスにあり

 日経電子版の記事【「オフィス中心は終わった」 有力企業テレワーク続々 テレワーク新常態(2)】では、コロナ以前のような集中型のオフィスの終焉がリポートされています。



 初期投資の必要性や、オンライン環境の不備、コミュニケーションの希薄化など様々な課題を抱えつつも進行するテレワーク化には、そもそもどのようなメリットがあるのか、改めて整理してみると――

▶テレワークのメリット

(1)コロナ対策

(2)長時間通勤からの解放ワークライフバランス交通費の節減、
  オフィス賃料の削減等。

(3)集中できることによる生産性の向上(特に創造的な業務)

(4)世界中のダイバーシティな人材の活用

                           など

 こうしてみると、テレワークは、その環境が整備され、コミュニケーションの希薄化を回避する施策が十分に機能すれば、①時間と経費を節約して、②世界中のダイバーシティな人材が、③高い生産性で活躍できる、素晴らしいシステムである、と言えそうです。



 特に心配なコミュニケーションによるセレンディピティ・癒しといった効果については、記事中に紹介される簡潔明瞭な施策に尽きるのではないでしょうか――

(記事より)水処理大手、メタウォーターの大阪オフィスは5月、様変わりした。真ん中を貫くのは長さ計25メートルの木の長テーブル。個人の机は一掃した。今後は約300人の半数はテレワークとし、一人で集中するなら自宅、同僚と連携が必要なら長テーブルと、最適の場所を選んでもらう。



 そして、忘れてならないのが、オフィスでも自宅でもないサードプレイスとしてのサテライトオフィスの存在です。サテライトオフィスは、オフィス機能とテレワーク機能をシームレスに繋いで、地域・顧客・家族も含めた社員のコミュニティーとして重要な役割を担っていくのではないでしょうか。



(付記:オフィスのニューノーマルについては下記の拙稿でも考察しています。)




当ページにご来訪いただき、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?