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神代曙というサクラ

図書館に本を返しがてらスーパーに寄り、公園を通って帰ってきました。
公園には早咲きの桜が。

神代曙(じんだいあけぼの)という品種だそうです。
この看板の説明書き、ちょっと間違っている気もしますが。
一重八重咲き・・・ってなんだろう?一重咲きが正しいと思われます。

ソメイヨシノと比べるとちょっとピンクが濃くて小ぶりな印象

以下、ウィキペディアを参考にしました。

神代・・・東京にある神代植物公園に原木があるそうで、名前はここから。
曙・・・元々神代植物園にある「Akebono」というアメリカで雑交配して生まれた品種を接木で増やそうとしたところ、その内の1本が異なる特性を示したとのこと。

命名は桜の第一人者であった林弥栄先生。1991年発表という新しい品種です。

神代曙、最近では、ソメイヨシノから代わってよく植えられるようになっているとのこと。どうやらテングス病にかかりにくいらしいのです。
ソメイヨシノはテングス病にかかりやすく、蔓延を防ぐために平成21年には苗木の販売も中止しているとのことです。

ソメイヨシノは江戸時代後期にエドヒガンザクラとオオシマザクラを交雑してできた園芸品種。
今や日本を代表する桜の品種となっていますが、販売中止されているとは。

日本の気候もどんどん変わってきて、ソメイヨシノに限らず、日本に在来していた植物が生きにくくなっています。

植栽するのも考えてしまうこの頃です。

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