読み返す。

宮内悠介さんの『ラウリ・クースクを探して』を再読。

1度目は全く理解出来なかった所も色々、バルト三国の歴史についてやプログラミングの知識を入れてみたので、少し分かった気がする。小説TRIPPERに載ってるものは持ってるけど、単行本の方も買おうかな。
物凄く良かったのです。

人と人との繋がり、断たれてしまった物、時間、流れ……。
ラウリの人生や過去がメインなのだけど、そこを中心に様々な要素が絡んで繋がっていて、やっぱり人生って人が生きるということって、何にも代えがたいものがあるなあと。

人が人を想う時、何かが始まる。

そんなことを再び、強く感じました。