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47歳の挑戦ー色眼鏡の先・・・



私たちは日々、外部から多くの情報を得ています。


その情報がいつの間にか
″固定観念″と化し
日々を
様々な色眼鏡で物事を見るようになります。


その色眼鏡は

時に自分を苦しませ
他人を傷つけます。

誰も他人や、ましてや自分自身を傷つけたいなんて
思わない。

だけど
私たちは気づかない間に
色眼鏡をかけているのです。


私は心の整とんをテーマにカウンセラーとして活動しています。


なぜ心が整っているといいのか?

それは生きていく中で多くの決断力・判断力

そして″生きる力″を自分でコントロールすることができるからです。


私は小さい頃からいくつか
夢がありました。


あなたも小さい頃に
大きくなったら何になりたい?
と1度は聞かれたことがあるのではないでしょうか。

私たちは
希望や夢に向かって生きる事ができる
才能に溢れた生き物であり

子孫を残す際にも
その思いは繋がります。


親として子供にできること

親から離れて自分にできること



勢いがある年齢

自信がなくなる年齢

努力に打ち込める年齢

人それぞれ
人生のステージを上がるごとに
その時のテーマを生きています。


30代にやるべきこと
40代で準備すること

など年代わけにノウハウなどありますが

実は年代は関係なく
その人がどんな環境で
どんなステージに上がっていくか
皆それぞれタイミングが違います。


私は昔
30歳すぎると人生が楽しくなる、と
多くの人に耳が痛くなるくらい言われていましたが

30代はどん底の10年でした。

むしろ40を過ぎてから
活力や人生の楽しさを
身体全体で感じることができるようになりました。



今日は、多くの人がかけていた色眼鏡を
一瞬で外させた

スーザン・ボイルの話をおり混ぜて
話を進めていきたいと思います。


スコットランド出身のスーザンは
英オーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』
に出場し
その場にいた全員を一瞬でガッカリ、
そして失笑させました。

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私たちは、人前に出るのに
身だしなみを整えるように学んできました。

『ブリテンズ・ゴット・タレント』という番組は
多くのアーティストや
歌手になりたいと願う人たちの

【出場することが夢】

と言うくらい
ビッグチャンスを掴める番組で

出場する人たちは
最高におしゃれをします。


そんな中で現れたスーザンに
会場にいる全ての人が
【綺麗にして出場してくるのが当たり前】
と言う色眼鏡をかけて彼女を見たのです。


スーザンは2009年当時、47歳。

審査員に
「夢はなんですか?」
の問いに

彼女はハッキリと
「プロのシンガーになろうとしている」
と答えました。


昔の音楽社会でのシンガーは
20代はまだ早い
30代は遅い
40代は味が出るけど方向性が変わる

などいい加減な情報で溢れかえっていました。

私は昔、シンガーとして活動していた時期があり
そんなプロデューサーの
″いい加減な色眼鏡言葉″に
いちいち気持ちが揺らいでいたものです。


スーザンは
見た目、そして年齢
年齢と比較しない(?)夢を語り
会場全員の失笑の中

マイクを再度握り締めました。


歌うために。


それは・・・・




スーザンの歌声から出てきた美しさは

会場だけでなく

画面上で見ている人をも魅了して

色眼鏡を外すだけでなく
人の心を美へと導いたのです。


彼女の力強くてしなやかな歌声は

人々の心に響くだけでなく
何かを掻き出してくれるような
そんなパワーに溢れる歌声でした。


ボサボサの髪の毛と
太い眉毛

目の前に立っているスーザンは

もう誰も色眼鏡なんかかけさせない

影響力のある
美しい女性としてその場に立っていました。


そして
スーザンの瞳は輝き

どことなく可愛らしさを秘めていて

最後は皆、愛しい眼差しで
彼女を見送りしました。


彼女は
鼻で笑われる人から

皆んなに愛される人になりました。


彼女は自分の歌声という才能で

全ての人の色眼鏡を外させたのです。


時に色眼鏡は

生きる力に必要なものではありますが

自分や相手を苦しませない

そんなメガネをかけられたら

物事の見方が大きく広がりますね。


時に色眼鏡は
掛けているかも気づけない時があるのです。


今回お話ししたスーザンと同じ空間にいた
失笑した人達は

始めは自分が色眼鏡をかけている、
だなんて誰も思わなかったと思います。


スーザンの歌声で
自分の色眼鏡に気づいた人がどれだけいたでしょうか。

こういった気づきも

生きている上で
とても重要なステージとなります。


自分を否定するような色眼鏡や

相手を疑うような色眼鏡から学べることは沢山。

自分も他人も受け入れて
生きやすい毎日を宝探しのように過ごす。


ACジャパンさんの寛容ラップを添えて

今日は終わりにしたいと思います。


スーザンの歌声はこちらから♪


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