真面目に取り組んできたのに
ある日プッツリと熱意を感じることができなくなった。

私は、オフィスで働いていたときに
先の先まで読み込んで行動して働いていました。

そのお陰で評価もとても良く
働く意欲も倍増しっぱなしで休むことも忘れて
無我夢中で働く。

プライベートでも
音楽を作ったり詩を書いたりしても
気づくと何日経ったかも分からないくらい没頭してしまい
食べることも寝ることも忘れ
無我夢中で制作に没頭していました。

それだけ没頭してしまうので
周りが見えなくなり
意識が戻ってきた時には
自分が思ったほどの成果や報酬が続かないという悩みを持っていました。

今日はバーンアウトとハイパーコミットメントについて
話していこうと思います。

真面目な人ほど自分より他人を見てる

バーンアウトは
仕事や練習などで
没頭してきたことが、突然燃え尽きたように意欲を失うことです。

ハイパーコミットとは
なんでも自分でやろうとして、問題を抱えてしまい、
自分じゃないとできないと思い込んでしまい
集中力や判断力が途切れ、ミスが多くなります。

どちらも責任感が強く、真面目で完璧主義者に多い行動です。

２つのパターンに共通することは

自律神経が乱れてリラックスすることができません。

◯◯しなければいけない
という言葉が常に頭の中で走っています。

ただ休んでも神経は整わない

ちょっとは休んでみようと休んでも
このタイプは上手くいきません。

それは休むことの意味が必要だからです。
例えばこんな風に、休むことへの意味をつけていきます。

・休むことでどんな効果が得られるのか？

・休むことで、仕事で何をできないと決めるか考えてみる時間に使ってみる

・休むことで体調が整うから、シャキッとした頭で再起動できる

・休むことで体の回復が早くなる

などと、休むことにもたらすプラスの思考を決めてから
休みます。

自律神経が乱れた状態だと
休むことのメリットが直ぐに感じられないので
休むことは時間の無駄な
と考えてしまう人もいます。

あとは
休むことは良いことだと分かるけど
自分には合ってない。
などと他人事に片づけてしまう人もいます。

他人がよく見える

神経が忙しくなってくると
常に思考が活発に動いているので周りの状況や
他人を見る目が肥えてきます。

一方、自分自身への視点はぼやけてきます。

正しくいうと、
頭では分かってはいるけど、
自分事を、自分の心に落とし込むことが難しいです。

気づいた時に無気力になっている

他人の対しての気配りと
自分への気配りのバランスが崩れると

バーンアウト状態に陥ることがあります。

仕事や運動を自分のためにやってきたはずなのに
ある日突然自分を失ったかのように
情熱を失ったり
これから何をして生きていったらいいか迷子になるのです。

あなたは毎日自分のことをどれだけ考えていますか？

自分への問いかけ

自分への問いかけは（質問）大きな変化をもたらせます。

私も初めて自分への質問や声かけをしたときは
なんだか変な気分でしたが
自分の中にある情熱や自信に大きく影響をもたらせました。

私がいつも欠かせないのは
寝るときにベッドに入ってから眠りにつくまで
自分を褒めまくります。

そして翌朝には
いつもより自信がついたように感じるのです。

そして続けているうちに
自分の小さな心の歪みに気付くことができるので、
自分を癒すことができるようになりました。

時には励ましたり、ご褒美を提案したり。

寝る直前は自分と自分だけのとっておきの時間となりました。

自分を認めることで
日中から、どんなことがあっても気持ちのブレがなく
これちょっと違うかな、と感じたものには
◯◯しなきゃいけない、早く決断しなければいけない、という

いけないを思い切って全て捨て
それによって
家庭でも仕事でもパフォーマンスを上げることができるようになりました。

あーまたこの感覚だ・・・

以前、嫌な思いをして仕事を辞めたことがあり

その後に就職した会社でも同じ気持ちになったことがあります。

あーまたあの時の感覚だ。。。

それは、会社に問題があると外に責任を着せていたのですが

そう思っている自分の心が歪んでいる
と認めてみました。

もう２度と同じ思いはしない。

そう思いながら、自分と今の状況を認めて
今何ができるか思考をシフトしたことで
また仕事のパフォーマンスを上げることができました。

もし、自分を認めていなければ
いまだに会社という曖昧なものに責任を擦り付けて
いつまで経っても同じような思考と行動を続けて
また！
人生迷子の沼にハマってしまい、成長できないでいたのです。

私はワーカーホーリックじゃないから
私はプロのスポーツ選手じゃないから

◯◯じゃないという思い込みは
他の大切なことを見落としがちになります。

自分が人生の主役になる。

主役が完璧な性格や完璧な環境で生活していたら
見ててもつまらないですよね。

より面白い人生は
完璧じゃない人の方が輝けるし
ストーリーを作ることができます。

様々なことを自分ごととして落とし込む技は
これからの生き方にとっても必要なスキルだと私は思っています。

それが人生迷子から回避できる黄金の方法。

最後まで読んでいただきありがとうございました！