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今宵、図書館で・・・嫌味を言ってしまった

本日、21時前。つまり、つい先ほど。気温22度。梅雨真っ盛り、夏至間近。なのに心地よい風。いや、だからこそ心地よい、不快感ゼロの風なのかも。

そんな中、閉館時間の迫るとある図書館に立ち寄った。お目当ては、中瀬ゆかり編集長時代の『新潮45』、日本人女性達の起こした犯罪特集。
結果、バックナンバーは見当たらず。そもそも限りなく廃刊に近い休刊なので、なくて当然と言えば当然。と言うか、今となっては全てがバックナンバーなんだけども。
ゲンナリした。

ゲンナリしたことはそれだけじゃない。いや、これからがゲンナリのメインなのよね。
館内の温度が、暖房を入れているぐらい暑かったんだ。おそらく28度設定。外気温22度の涼しさに比して、まあ、暑いの暑くないのって。その温風を扇風機数台で撒き散らしてやがる。
館内に入るまでの廊下はもっともっと暑かった。どんなに熱中症に注意しても注意できないぐらいの暑さ。

つーわけで、思わず司書サンだか何だか知らない人に対して、うっかり嫌味を、じゃないな、これから嫌味を言うぞ、という確信を持ってのたまってしまった。
「暖房入れてるんですね(ニッコリ)」
「冷房です!」
慌てて応じた司書サンだか何だか知らない人に、私はさらに追い討ち。
「表の方が涼しいですね」
それからはもう、バツの悪そうな顔を浮かべるだけの司書サンだか何だか知らない人。

私、あの表情を見て自己嫌悪に陥った。何であんな嫌味を言ってしまったのだろうと、彼女に背を向けた瞬間に少しだけ泣きそうになった。や、しかし、彼女は私以上に泣きそうになったのではなかろうかと・・・
愛なき時代に生きてるわけじゃない。強くなりたい、優しくなりたい。余計なことを言わない人間に成長したい。
おっと斉藤和義してしまった。

泣きそうになりながら、ちゃっかりトイレを借りて帰ったんだな。はあ、スッキリした。