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幸せな子どもにしたかったら、子どもの前で悪口は言わないで

苦しかった日々から脱出大きくさせてくれた
「未来へつながる しあわせなおかあさん塾」

自分の不安と狭い視野と無知が理由で子育てがずっと苦しかったけど、
子どもの育ち、脳科学、発達心理をおかあさん塾で学ぶことで、我が子の育ち切る力を信じ、見守れるようになりました。
たくさんの親子がしあわせになるしかない、その素晴らしいメゾットを、惜しみなく伝えておられるメルマガとYouTubeチャンネルがあります。

メルマガは上記HPの中からぜひご登録くださいね!
YouTubeは文字起こしをしたいくらい大ファン!私の感じたこと、想いも合わせて、ご紹介していくことにしました。

今日は第二回目。
【子育てと潜在意識】幸せな子どもにしたかったら子どもの前で悪口は言わないで

続編がこちら
【自己肯定感】お母さんの自己肯定感ってとっても大事♬ 自分も満たされて子どもも学校に行って勉強も楽しくなる方法

こちら二つの動画は
しあわせなおかあさん塾1day講座の切り取り動画です。
こちらは以前開催されていた、おかあさん塾の内容をぎゅっと凝縮されたスペシャルな講座なのですが、今は開催されていません。

しあわせなおかあさん という、フツーすぎるといいますか、ベタといいますか…(すいません)
人によっては、え?何そのおかあさんが子育て頑張ってと言わんばかりのタイトル…とも取られかねないネーミングなんですが、
初めの動画の中で一番最初に語られている部分に、大きなヒントがあります。

子どものお世話は誰でもできるんですよね。
お父さんでも、おじいちゃんおばあちゃんでも、正直、血のつながりがなくても。
でも、子どもの心は、おかあさんを求めている。おかあさんというのは、子どもにとって、特別な存在なのです。
どんな酷い言葉や仕打ちをしてくるようなおかあさんでも、しあわせでいてほしいと全ての子どもが願うこの不思議。

だから、おかあさんがしあわせであることが、子どもと、その先100年続くしあわせになる、ということがコンセプトです。

かつて私たちも、子どもでした。

記憶から消えない、母が苦しそうにしている姿、父を悪く言う言葉、不幸そうな日常。
ずっと、ずっと、その母の姿、言動がわたしの苦しさの根源でした。
わたしさえいなければ、母は自分の人生を謳歌できていただろうに。わたしのために母が犠牲になってしまった。家族の不幸の根源は自分なんだと、ずっと思って生きてきました。

母親が父親や家族、また子どもを取り巻く人(学校の先生やご近所さんを含め)悪口を子どもに話して聞かせることは、本当に子どもを苦しめるのです。

母親が悪口を言っている人の血を引いている自分を愛せなくなり、
母親から見てダメな人から教育を受けていたり関わりを持っている自分=ダメ、となる。
おかあさんは子どもを直接否定しなくても、その発言で、子どもの中に自己否定を刷り込んでいることになるのです。

わたしはそれを身を持って実感してきました。
母が常に誰かを批判していた言葉や考えが、血肉のようにそれが自分の中に残っていることを感じる瞬間があるのです。

社会人になり実家を出て、独身時代を謳歌している頃や、結婚した当初はそんな思いは忘れていましたが、子どもを産み子育てが始まった途端、この不幸な思考が一瞬にして蘇ったのです。

その理由は、子どもの育ちを知らないまま子育てが始まると、結局のところ自分がされた過去の経験を元にやるしかないのが現状。だからだと思います。
子育てのことって、今の日本は誰も教えてくれない。知識がないから、今の時代と合わない過去の自分がされたちっぽけな経験を基に、子育てをしてしまうから、子どもと向き合った時に苦しくなる。これが大きな引き金なのでしょう。

わたしの場合、親を強く否定する気持ちから反面教師という意識が強く、周りの人にたくさん相談したり、素敵なおかあさんの真似したり、ネットや育児書を読み漁って、良いと言われることはどんどんやっていました。
しかし我が子がその中で模範的な行動、成長を見せなければ不安のどん底に突き落とされる。
うまくいかないと感情のコントロールできなくなる場面が頻発。
いつしか、子ども達にとってこんなおかあさんならいない方がましだ。
わたしさえいなければみんなしあわせなんだ。
と考える日々になっていました。
これぞ負の連鎖。おー怖っ。

この動画でも青山さんご自身が子育て中に感じられた親から受けた影響、過去の経験に引っ張られそうになったお話をされています。
「自分の経験に基づく感情は本当に子どもを不幸にするので、そこは断ち切ったほうがいい。そこに気がつこう。」
この青山さんの言葉に、本当に衝撃を受けました。
勉強できない、運動できない、学歴も社会的ステータスもない自分のようにならせては断じてならぬ!と、「わたしのようにはならせないこと」という子育ての目標を固く固く握りしめていたからです。
その思いは子どもを不幸にする、と言い切るこの人は何者?と、非常に揺すぶられました。

今も自分の不安を子どもにかぶせそうになったり、自分を否定する気持ちが止まらなくなったら、必ずこの動画を見ます。
「自分の無意識に入っていて出てくることなので、ただそれが出てきた時に『あ、私、無意識でこういうことを思ってるんだな』とか、『言おうとしている経験をしたんだな』と思えばいい。そんな私じゃダメだとかそんなことをやっている私がダメだと否定することが一番ダメ。よくない。」
という言葉の意味を、繰り返し繰り返しおかあさん塾でも学びました。
その学びから自己否定の感情をまずは客観的に、自分で自分の気持ちを実況中継よろしく観察することができるようになりました。
この自己否定の感情を客観的に見ることができるようになるだけで、本当に見える世界が激変するのです。

そして子どもはわたしとは別人格、という大切な原点に立ち返ることが大切だと感じます。どうしても自分と子どもを同調化する、同じ人扱いしてしまう、というお話が後半の動画の中にありましたが、自分の悩みと子どもの悩みを混同しないことが本当に大切だと日々感じるのです。

子どもは親から無条件の愛情を注がれ、認め、共感してもらうことで心の土台を形成する。だからこそ、親は抽象度高く冷静な視点を持つことが大切ですね。
しかし、かつての子どもだった私たちの、その心の土台は堅固なものでしょうか?
残念ながら、その土台には自己信頼ではなく他人からの評価や社会的ステータス、他者承認を代わりに詰めてどうにか立っているのが現実ではないでしょうか?

だから、常に自己否定の感情が湧き上がるんですよね。自己否定って、だれか違う人が作った価値観に自分をはめ込めなくて、はみ出た自分が許せない気持ちだから。

中身は子ども、外側だけ年齢を重ねてしまってきている大人って、しあわせは誰かにしてもらうもの、というな他人任せの価値観でぐらっぐらになりながら生きていますよね。

しかし私たちはもう大人になり、そして親になった。
腹を括って、覚悟を決めて、自分で自分を愛し、認め、承認して、自分で自分をしあわせにしていくしかない。

かつて子どもだった時に無条件の愛情をかけてもらい、認めてもらっていたら…と思うこともあるかも知れません。
自分の存在、言動、想い、願望、興味関心、夢中になれるもの…それらをおかあさんに否定されず、受け止めてほしかった。
私たちはどこかでそんな気持ちが残っているのではないでしょうか。

それらを年老いた親にやり直しを求めるのではなく、目の前の我が子に対して自分がしてほしかった言葉をかけ、してほしかった受け止め方で接していくこと。
それが自己否定を止め、自己受容、自分自身への承認につながるのだと、わたしは感じています。

二つ目の動画では、おかあさんの視点、考え方、声かけや誉め方について詳しく話されています。

自分はしあわせになるんだ、子どもと一緒にしあわせになるんだ、と決めることは、本当に覚悟のいることかもしれません。
でも、だって、だけど の3Dの女、という言葉が出てきますが、私たちは常に理想はあっても、できない言い訳探しはお得意じゃないですか?
でもさ、だってさ、旦那がさ、親がさ、学校がさ、仕事がさ、お金がさ、人間関係がさ…と、こちらも自分がいかに動くことを避けるかどうかの理由並べなら超得意なおかあさんたち。

しかし、しあわせになりたいと望みながら、でも、どうせ、だってを並べて、不幸を引き寄せるのはやめましょう。
しあわせは自分が選ぶもの。見方一つ変えるだけで、不幸にも幸せにもなれる。
その見方を自分の中に落とし込めたわたしは、本当にしあわせを手に入れられたんだなぁと感謝しかないのです。

目の前の我が子の、どこを見るか。
できていないところに目を向けて、そのような声がけをしていると、子どもはその言葉通りの自分を演じるようになる、という話もありました。

宿題すぐにやらない、忘れっぽい、落ち着きがない、片付けしない、意地悪なんだから…
いつもあなたはそうだと親が決めつけ、その声がけによって子どもを洗脳しているのだとしたら。親がかける言葉を、子どもは親の願いだと受け取り、その願いを叶えてくれているのだとしたら。

子どものできているところに目を向け、そこを認め、声をかけていくことと、
できていないところに着目して、何度もそこを注意し続けること。
どちらがどんな結果になるのか、自分自身の言動を今一度気持ちを引き締めて改めていきたいと思わされる動画です。

幾度となく見ているこの動画が、たくさんの子育てがつらいな、と感じるおかあさんに届きますように。

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