やっと退院のAVEです。
退院した後、何をどんな風に書いていくか悩みつつ、とりあえず書き続けます。

22:00、ハーフパンツになっても包帯の左足が暑くて、なかなか寝つけない。
01:00、目覚め。乾燥してる。水分補給。
03:55、アイドルグループの楽屋でめっちゃトイレに行きたくて、置いてあった投票箱に用を足し、フェスに参戦しようとして、屋外の会場をウロウロする夢。
喉がカラッカラ。トイレ。
05:55、目覚め。昨日読みきれなかったジャンプの続き。
06:15、看護師さんが部屋の電気をつけて、カーテンを開ける。「退院なので」と体温計の回収。

身の回りの物を片付け始める。
自宅に持ち帰るもの、実家に持ち帰ってもらうもの。
使い終わったものから仕分けをしてキャリーケースや袋に詰め込んでいく。

07:00、顔拭きタオル。明日からは自分の足で洗面台に立ち、顔を洗わねばならぬ。

07:55、入院中に最後のごはん。
これまた明日からは自分で用意しなきゃならんのだな。

歯磨きを終えて、机の上を片付けていると、左足の先生が来てくれた。
前に教えてもらった男性用メディキュットを持っていて、現物で着け方を教えてくれる。
「どうぞ、使ってください」ってそのままいただいた。
え？これは先生の自腹？え？
毎日様子を見に来てくれるし、こんなことまでしてもらって、なんかあったら頼りたくなるいい先生。
本当にお世話になりました！

08:45、最後のリハビリ。
お姉さん先生と今日から患者さんを受け持つらしい新人さんの見学。
温泉の話をしながら右足をガシガシ。
ほのかの話題になったけど、行ったことあるのかどうか記憶にない。
近くにあったら行くんだけどなー。
早く広いお風呂に入りたい。
と、最後に少し松葉杖で歩いて終了。
お兄さん先生にも挨拶をしたし、また次の外来の時にでも…会えるのかな？

09:30、病室に戻り荷物を片付けていると、看護師さんが来て、次の病院に渡すお手紙を3通。それと、精算もできます、と。

09:40、会計まで行って精算しようとしたら、「3月分の請求書が必要です」って。
病室に戻り、しまった荷物の中から請求書を取り出して、再び会計へ。
さすがに払えるだけの現金は持ち合わせていないので、カードで支払って領収書を受け取る。
これであとは帰るだけ。

10:00、荷物もひと通り片付き、最後にトイレ行っとこう、と思ったら「お迎えが来ました」と看護師さんに呼び止められる。
「無理しなくていいよー」と言ったんだけど、今回はわざわざ実家から両親が迎えに来てくれた。
台車を借りて荷物と一緒にエレベーターに乗り込む。
今日の担当看護師さんが見送ってくれた。ありがとうございました！

外に出る。
車に荷物を積み込んでもらってる間に、改めて病院の外観を見上げる。
長い間、お世話になりましたー！

帰り道、スーパーで食材の買い物。
入院中は出てきたものを食べるだけの生活だったので、改めて自宅で生活することを考えると何が必要なのかわからない。
とりあえず、肉、きのこ、もやし、納豆、卵、牛乳だけ買ってみる。
切って焼くくらいならできるかなー？

自宅に着いて、荷物をおろしてもらってる間に管理人さんにご挨拶。
何かあったらよろしくお願いします。

1ヶ月半ぶりの自宅。
松葉杖で動こうとするとなかなか難しい。
できる限り手の届くところに荷物をまとめてもらい、ベッドまでの動線を確保。
あとは生活しながら慣れていくしかないなぁー。

11:30、両親帰る。
どうやら最近は忙しいらしい。

さてと、まずは溜まっている郵便物とか宅配便を片付けないとテーブルが使えないな。

薄い袋たちはだいたい本。
小箱は買おう買おうと思っていた便利グッズなど。新しいドライヤーもある。
大きめのはボドゲかな。
忘れた頃にやってきたニンテンドーグッズとかもあるなぁ。

12:00、片付けているうちにもうお昼。
病院ならご飯が出てくる時間だけど、自宅ではそうはいかない。
山岡家でも行こうか、と思ったけど、スーパーで歩いたのと長時間起きていることで右足がパンパン。
一旦、装具を外してベッドに横になる。

13:00、休憩から復活し、引き続き片付け。大変なんだこれが。
何が大変かって、解いた梱包を分別して捨てたいんだけど、数歩歩いた先にあるゴミ箱までが遠い。
・トートバッグにゴミを入れる
・右足に装具をつけて立ち上がる
・トートを肩にかける
・松葉杖を両手に持ちゴミ箱まで移動
・松葉杖を立てかけてゴミを捨てる
ひょいっと立ち上がってそこまで、が簡単にできないのよ。

13:40、いよいよお腹が空いたので、キリの良いところで外に出る準備。
さて行きますか、と玄関を出てエレベーターへ。

「点検中」

なんでこのタイミングで…
階段で降りられないこともないけど、初日から無理はしたくない。
とりあえず、管理人さんに電話をしてみる。
「15時くらいまで点検予定ですね。張り紙もしてありましたよ」
…退院して帰ってきて、そんな掲示を見る余裕なんかなかったよ…

家でも超音波

14:00を過ぎたので、超音波治療の時間。ソファに横になり、足に装置をつける。バッテリー残量が少なめなので電源を繋いでスタート。20分。
普通のティッシュでゲルを拭き取る。
安い柔らかくないティッシュなら貼り付いたりもしないな。よし。

退院後１食目

仕方なく部屋に戻る。
外食は諦めてとりあえずなにか食べよう。調理をする元気はない。

母の置いていったパンと細巻き。
退院して最初の食事がコレなのはなんかさみしいけれど、背に腹は代えられず。

たこパしたい

片付けを再開して、荷物の開梱はほぼ完了。

定点復活

15:10、そろそろエレベーターも動いてるだろう、ってことで準備をして外へ。

ちょっと狸小路まで、とも思ったんだけど、どうにも足の調子が良くないので、交差点をグルっと一周して帰宅。

15:30、ベッドに横になり、パンパンになった足を休ませる。
これは日々の生活すらなかなかに大変そうだ。

17:30、仕事終わりの後輩が晩ごはんを買ってきてくれるというので、リクエスト。ありがたやー。

ベッドで横になり、後輩が到着するのを待つ。
病院での生活とは違って、ベッドが寝室にあるので移動しなければならないのと、車椅子移動じゃないところがやはり大変。

18:30、後輩到着の連絡。
やはり最初はこれでしょ、ってことでマックをどかーんと。

さらにもう1人、マックを買って後輩合流。
しばしもぐもぐしながら入院生活の話をする。

その後、荷物の整理を手伝ってもらい、無事にテーブル周りもキレイに。
さらに、ちょうど届いたキャスター付きの椅子と、風呂用の椅子も組み立ててもらう。

キャスター付きの椅子で移動もできるようになったし、お風呂に入るシミュレーションもできた。
よし、これでなんとか生きていけそう。

21:40、さらに後輩がもう1人、色々なチュルチュル系の差し入れをいっぱいもってきてくれた。

ここで突然お腹が痛くなって、後輩たちをほったらかしでトイレにこもる。
突然、刺激の強いものを食べすぎたかな…

23:00、わいわい色々な話をして、いい時間になったので解散。
明日の紙ごみも後輩にまとめてもらい、帰りに捨ててもらう。
何から何までお世話になって感謝しかない。

明日は雨が降らないうちに美容室に行って、そのまま通院先の病院に行く予定。
ちゃんと眠れるかなぁ…
おやすみなさい。