横澤夏子さんありがとう。(吉本の劇場に託児所ができた話)

#ついに大宮の劇場に託児所が出来たよー!」と、8/18にインスタグラムで呟いたのは、吉本興業所属のタレント・横澤夏子さん

埼玉県にある「大宮ラクーンよしもと劇場」で、公演を観るお客さんの子どもを一時的に預かれる簡易託児所のサービスが始まりました。

ご自身もベビーシッターの資格を持ち、アルバイトで実際にシッターの経験もある横澤さん。ネタ披露中にお子さんが泣き出して席を立ってしまうお客さんを何人も見てきて、劇場に託児所があれば……と、ずっと願っていたそう。「賞金でルミネtheよしもとに託児所を!」と目標を掲げて出場した昨年末の『女芸人NO.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)では惜しくも優勝を逃しましたが、その思いに企業の賛同が得られ、このたび大宮の劇場でそれが叶いました。

託児所では専門資格を持つ保育士さんが看てくれるほか、横澤さんご自身もシッティングをしてくれるとのこと。大宮をきっかけにして全国の劇場につくっていきたいともおっしゃっていて、お笑い好きなパパ・ママへのピュアな思いやりが受け取れます。


いやー、嬉しい。


子育てのために好きなことを我慢しなきゃと思ったら、ただでさえ忙しい子育てがより苦しくなってしまいますね。ママだってパパだってお笑いが観たい、映画が観たい、お芝居が観たい。好きなものをゆったり堪能して心が潤っていたほうが、子どもにも周囲にも優しくできるってものです。パパママが羽を伸ばしつつ、子育てと上手に付き合っていけるような取り組みが広がっていて、とても嬉しくなれるニュースでした。

吉本の劇場ではこれが初の試みとのことですが、劇団四季、宝塚といった舞台やミュージカルの劇場では前々から託児サービスを実施していたり、

また、映画館でも子連れで鑑賞できる日を設けているところがあったり、子育て世代が安心して楽しめるようエンタメ業界が配慮してくれている動きが数々あります。

「娯楽がどんなに楽しくても子育てが大変なのは変わらない!」と言われると残念ながら何も言い返せませんが……。「子育て始まったらアレもコレも我慢しなきゃ」と身構えることなく、子どもが生まれる前も後も同じように好きなことを楽しめる、従来よりも子育てを自然に受け入れていけるような優しい取り組みを支持していきたいです。


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