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日本航空が採用再開へ

日本航空の赤坂祐二社長は12月10日、記者会見の席上で2023年度の客室乗務員や空港のグランドハンドリング業務などの職種での採用について「再開を考えたい」と発言、航空業界を目指す皆さんにとっては朗報となりました。大手旅行会社JTBの新卒採用再開に続き、日本を代表する航空会社の発表は各メディアでも大きく取り上げられ配信されました。今回の発表は、変異ウイルスの「オミクロン株」など、まだまだ不確定要因があるものの、国内線の需要回復により財務体質が改善し、2022年夏期スケジュール開始時には国際線の回復を予測、スタッフ不足になることを危惧しての経営判断と理解しています。

労働集約型産業である航空業界は「人」がすべてです。航空市場の回復に伴い、中東や欧米の航空各社はいち早く採用(再雇用含む)に踏み切りました。一方、若干回復が遅れている日本・アジア市場ですが、2022年には手ごたえを感じる時が来るものと信じています。

ニューノーマル時代の航空業界へのチャレンジ。皆さん、一人ひとりの心構えも今までと同じでは勝者にはなれません。キーワードは、「早期の準備と対処」 これに勝るものはありません。


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