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脳動静脈奇形の治療体験談⑭~退院~

どうも、ざいあんです!

今回は脳動静脈奇形の治療で入院していましたが退院するまでを記していきます!

入院から1週間が経過し、体調面も回復してきたところで、改めて『造影剤を使った脳血管の撮影検査』を行いました。過去に2回、『造影剤検査』を行っており、僕にはとても辛い経験だったので、「前よりは楽だよ」と言われてはいたものの、覚悟して臨みました。

ちなみに過去の造影剤検査の様子は以下です。

病室に入ると、長い治療の中でもはや顔見知りとなった先生方と、補助の看護師さんたちが待ってました。
準備を進め、着々と準備を進め、腕に局所麻酔とカテーテルを通し、造影剤検査がスタートしました。
手術台の上で動けない、ということは変わりありませんでしたが、「今回は前ほど長くない」「これが終われば退院」と思って臨んだので不思議と以前のように後ろ向きの気持ちはあまりありませんでした。

準備の時間含め、1時間半が経ったところで「検査は終わりました」と先生から告知があり「えっ、もう、良かったー」と心の中で呟き、終わった後に対応してくれた先生に対して「撮影に合わせての合図もわかりやすくてスムーズに進めて頂きけてとても助かりました!」と御礼が言えるぐらいの精神的な余裕もありました。

夜になり、検査結果の報告を先生から受けました。脳動静脈奇形はナイダス(血管のかたまり)の摘出により身体からは無くなり、乱れていた血流も回復していました。

最後に抜糸(固定していたのが金属、いやホッチキスなので『糸』ではないですが笑)を退院前の夜に行い、晴れて退院することが出来ました。

退院日の午前には今後の生活の注意点や服薬の説明等があり、無事家に帰ることが出来ました。当日は実家の母に迎えにきてもらい、タクシーにて僕の家まで送ってもらいました。

家に帰ると、妻と子供たちが笑顔で迎えてくれました。やっぱり家族って良いな、と思います。僕の戻りたかった場所はここだったんだ、と改めて再認識しました。とはいえ、子供たちの容赦ない「パパ、これやってー」「パパ、こっちきてー」は妻が「パパは体調悪いんだからあんまり無理させないで」というフォローが入りつつも非常に体力的にはしんどかったです。でも、これこそが日常、求めていた生活なんだ、と日常の素晴らしさを感じて感慨に耽りました。

次回は退院後の経過についてを記載します。

2週間続けた脳動静脈奇形の治療体験談もそろそろ終わります(明日がラスト?)
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それではまた!

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