阿波町の鳴池線沿いにあるイタリアンジェーラート・ドルチェさん。私の知る限り、地元にできた初めてのカフェです。元々、町役場に勤められていた方（女性）が、町おこし、地方創生をやりたいと一念発起し、脱サラされて、カフェを起業されたのが始まり。街に定着し、今や県外からも大勢のお客さんが足を運ぶ人気店に。本格的なジェラートに加え、併設スペースではお洒落な小物も扱い、庭には緑溢れるガーデニング。オーナーさんの想いが店中に溢れてます。

ジェラート

僕はいつ行っても「しぼりたて牛乳」と「むらさきいも」をダブルカップで頂く。不動のレギュラーメニュー。他にも、季節ごとに旬のフレーバー（苺や梨や葡萄）があるので、春夏秋冬、楽しめます。けれど、一度「これ！」と惚れ込んだら、一途に愛し続けるのが僕の流儀。つくづく不器用なんだと。

隠れた逸品が、石焼きコーヒー。皆さん、注文されてますか？石焼焙煎された豆を挽いてるけど、苦味は少ないです。ジェラートと一緒に頼むといいですよ。尚、コーヒーは紙のカップで提供されます。

さすがに同じフレーバーばかりだとアレなんで、一念発起、他のメニューにも挑戦しています。この日は、「あずき」と「かぼちゃ」にトライしてみました。どちらも「あずき」「かぼちゃ」の元の味が生かされつつ、ジェラートとしてしっかり融合してました。さすがです。

あと、期間限定（10月〜3月）となりますが、「雪どけコーヒー」という逸品があるので、是非ご賞味ください。エスプレッソにジェラートを浮かべるアフォガートです。なにせ「しぼりたて牛乳」がジェラートとして半端ないポテンシャルがあるので、普通のアフォガートとの違いを是非ご堪能ください。

お店の佇まい

お店は木がふんだんに使われたロッジ風。自然光をうまく取り入れて、季節を問わず、ゆっくり過ごせます。庭には緑が多く、ガーデニングにも趣向を凝らした造りです。店の窓や庭からは、県西人が愛してやまない高越山が綺麗に見えます。二十数年前、ここに開店された時、阿波町にもお洒落なカフェがやっとできた！と感慨深いものがありました。元オーナーさんの「町を元気にしたい」という想い。これからも大切にしていきたい。

最後に

人気店ゆえに週末は特に混雑します。店の前の駐車場が満杯の時は、対面にある「アワーズ」というショッピングセンターの駐車場に停めましょう。そして、クレジットカードが使えるようになっています。特にVISAのタッチ決済は便利ですね。キャッシュレスにも対応するところ、やはり町おこし、地方創生の先駆者たるドルチェさんの面目躍如です。

阿波市、いいでしょ？！

掲載写真はすべて
Shot with E-M1 X + M.ZUIKO ED20mm F1.4 PRO

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