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コミュニケーション問題と囚人のジレンマ(270/365)

ゲーム理論の囚人のジレンマはご存知かと思います。

全体最適=パレート最適につながる選択肢を選ぶことは極めて難しいということなのです。だって、普通、

相手を信用してないし、本音でしゃべってないから、

最悪のケースをも想定して、無難な選択を選びがちですよね。これを部分最適=ナッシュ均衡と言います。

最近の風潮として、

フラット組織、オープンダイアログは幻想である。
むしろ、性悪説に立って、うまく立ち回った方がよい。

という考えが主流のように思えます。

こんな本も売れています。

古典だとこんなところでしょうか?

性善説と信頼に基づいた古典と言えば、

つまるところ、囚人のジレンマの呪縛から逃れるためには、関係者の本音、動機をどこまで知ることができるかによるのだと思います。

だって、ESGだって、SDGsだって、

人類社会のパレート最適解

を目指しているのですよね?ですよね?

できれば、心理学や質問の技巧ではなく、

正直でオープンな対話の中からそこに近づきたいものです。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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