おじさん理系商社マン

シリコンバレー駐在経験ありのおじさん理系商社マン、あわさんです。日々感じたことや体験を…

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シリコンバレー駐在経験ありのおじさん理系商社マン、あわさんです。日々感じたことや体験を綴る雑食系ブログです。関連ブログがこちらにもあります。https://rikei-shoshaman.hatenablog.com/

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シリコンバレーってどこにある?(1/365)

よく、シリコンバレーってどこにありますか?と聞かれます。投資家の校條さんは、「シリコンバレーはみんなの心の中にある場所」と答えるそうです。カッコいい! 先日そんな言葉を思い出すシーンを見かけました。サンフランシスコからサンノゼ方面に向かうCaltrainという鉄道があります。とある駅で帰りの列車を待っていたのですが、トラブルで列車が遅れています(こんなことは日常茶飯事です)。おそらくこのエリアは初めてと思われる青年(青年A)が不安そうな顔で、ベンチで音楽を聴いている青年(青

    • たいていのことは結論がでている。あとはやるかやらないかだけ(275/365)

      だいぶ前にこんな本を読みました。 キャリア、仕事の悩み、恋愛、夫婦・家族・友人関係。たいていのことにはある程度答えがあります。 もちろん、個々の事情はあるから、 個別化 されていると言えないこともないですが、問題は 答えがない ということではなくて、 少なくとも、やるべきことは分かっているのに、 やらない ということなんだと思います。 しかし、他人のこととなると、何でも言えますよね。見通しも立つし、やるべきことも手に取るようにわかります。 自分のこととな

      • 【映画】ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE(274/365)

        観てきました。 昔TVシリーズ(邦題:スパイ大作戦)を観ていました。 なので、トム・クルーズ版は新しい印象だったのですが、1作目は1996年なのですね。 https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00G4T2D2E/ref=atv_dp_share_cu_r なんと、もう27年にもなります。 トム・クルーズは体を張った演技で有名ですが、いよいよ本作がラストエピソードの前編のようです。 ネタバレになるので詳細は触れませんが、

        • 本心、本音、ってなんだ?(273/365)

          こんな本を読みました。 「人は他人の欲しがるものを欲しがる。欲望はその人自身の内側からはわいてこない」 というのですが、逆説的に言えば、本心や本音なんて幻影だということかもしれません。 でも、そういう自分をメタ認知して、とことん向き合うことは大事なんだと思います。 人生100年と言われますが、とうに折り返し点を過ぎた私の、本心、本音はなんなのだろうか?私の、夢、希望はなんなのだろうか? 自分探しの旅にでも出てみますか? 否、むしろ目の前の出来事に向き合って、直観的

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        シリコンバレーってどこにある?(1/365)

          サイコパスになれれば最強かもしれない(272/365)

          ※タイトル画像と本文には何の関係もありません。あっ少しだけあるか(笑) サイコパスって、たいてい悪い意味で使われますよね。血も涙もないやつ、みたいな。 つまり、精神病理や犯罪分析の話なんですが、少し視点を変えると変化の世の中にあっては、 ある種のサイコパス性 は成功要因になり得るのではないか? 血も涙もない、 は、 忖度せず、失敗を恐れない と読み替えることもできます。 事実、イーロン・マスクは現代スタートアップ界の超人ですが、彼がサイコパスだというのに異論

          サイコパスになれれば最強かもしれない(272/365)

          【ドラマ】トリリオンゲーム(271/365)

          初回は結構面白かったです。ハッカソンのくだりとか。 でも2回目で脱落しました。主人公の拝金主義とサイコパスぶりが鼻について。あと、これは単純にキャスティングと演出の問題でしょうが、なんかわざとらしい。 原作の漫画は、池上遼一さんの作画なんですね。劇画の虚構テイストの方が向いている原作かも。 なんですかねえ。ひとことで言えば、バブル期を彷彿とさせるインテリヤクザの話なんですよね。スタートアップとか資金調達は金儲けの手段にすぎない。 それなら、もっとストレートな方がリアリ

          【ドラマ】トリリオンゲーム(271/365)

          コミュニケーション問題と囚人のジレンマ(270/365)

          ゲーム理論の囚人のジレンマはご存知かと思います。 全体最適=パレート最適につながる選択肢を選ぶことは極めて難しいということなのです。だって、普通、 相手を信用してないし、本音でしゃべってないから、 最悪のケースをも想定して、無難な選択を選びがちですよね。これを部分最適=ナッシュ均衡と言います。 最近の風潮として、 フラット組織、オープンダイアログは幻想である。 むしろ、性悪説に立って、うまく立ち回った方がよい。 という考えが主流のように思えます。 こんな本も売れ

          コミュニケーション問題と囚人のジレンマ(270/365)

          【映画】THE FIRST SLUM DUNK in Silicon Valley(269/365)

          ようやくアメリカでもロードショウが始まりました。 しかも、日本語+英語字幕の設定もあります。 ということで早速行ってきましたよ。 一応息子のコミック全巻読んでるんですが、これまでの総集編的な映画とは別で、山王戦中心にかなり思い切って絞り込んでるんですね。 そして宮城リョータにスポットが当たっているのも意外でした。息子がミニバスしてる時、リョータがいいって言ってたなぁ。 小柄な選手でも活躍できる勇気を貰える。 さて、映画の方は、声優全とっかえなど、いろいろ批判もあっ

          【映画】THE FIRST SLUM DUNK in Silicon Valley(269/365)

          自動運転タクシーは実用段階なのか?(268/365)

          こんなニュースが飛び込んできました。 いまでもクルーズの無人タクシーサービスをサンフランシスコダウンタウンで利用することができますが、アカウント登録数を制限したり、そもそも運行時間が深夜に限られるなど制限がありました。まだ社会実験の段階ということでしょう。 この制限を緩和することで関係者の合意がとれたというのです。 また、ウェイモも参入するようですね。 サンフランシスコに限らず、全米各地で、エリア限定、時間限定の試験サービスが見られますが、いよいよ本格的実用化への第一

          自動運転タクシーは実用段階なのか?(268/365)

          【アニメ】赤毛のアン(267/365)

          カルピス世界名作劇場 ご記憶でしょうか? 日曜夜7時半からのアニメ枠 フランダースの犬、アルプスの少女ハイジ、家なき子、あらいぐまラスカルなど名作がそろっています。そしてその中でも赤毛のアンは特筆すべき名作と言えます。 実は近々夫婦でプリンスエドワード島に旅行に行くことになりまして。知る人ぞ知る赤毛のアンの聖地です。 赤毛のアンといえば、村岡花子さんの翻訳が有名ですね。 村岡さんといえば、朝の連ドラのモデルにもなったのは記憶に新しいところです。 さて、というわけ

          【アニメ】赤毛のアン(267/365)

          【ドラマ】日曜の夜ぐらいは(266/365)

          岡田惠和脚本のドラマ。 それぞれ闇を抱えた女性三人が、偶然に導かれて、自分とは縁のなかった「友情」という絆で結ばれていく、そんなおとぎ話です。 前半、辛いシーンが多くて見るのやめようと思ったのですが、後半はむしろおとぎ話として楽しめました。 それにしても、 自己肯定感の低さ、 コミュニケーション障害、 そして 女性の生きにくさ このあたりは、もう定番の社会問題なのでしょうか。 主人公たちが気づいたように、もう一歩踏み出して、夢を求めてもいいんだと思います。 自分

          【ドラマ】日曜の夜ぐらいは(266/365)

          起業しなきゃだめですか?(265/365)

          いまやアメリカの優秀な人材は、ウォールストリートの金融会社ではなく、シリコンバレーのスタートアップを目指すとか。さらに優秀な人材は自ら起業する道を探るとか。 ひるがえって、日本は、大企業の競争力低下が叫ばれてもう30年は経ってます。政府民間ともに、オープンイノベーション、スタートアップ育成の連呼です。 でも、ちょっと待って。 就労人口のうち、起業をするのなんてほんの一握りですよ。それに、起業って志と胆力が試されるわけで、決してキラキラではないです。さらに言えば、大企業の

          起業しなきゃだめですか?(265/365)

          ズバコンって知ってる?テレビの変遷(264/365)

          ズバコンって知ってますか?スパコンじゃないですよ。ズバコン。 私が幼稚園の頃、はじめて電気屋で見た時の記憶が鮮明です。たぶん日本初のテレビリモコン。超音波か何かで、モーター仕掛けのロータリーチャネルを回すんですが。 電気屋のご主人に、やってみなと言われて、ガチャガチャやったときの爽快感!当時家では、末っ子の私がリモコンがわりだったんですよね(笑) 「おい、4チャンにしろ!」 みたいな。 テレビと言えば、戦後三種の神器のひとつとして、豊かな生活の象徴でしたよね。団塊の

          ズバコンって知ってる?テレビの変遷(264/365)

          箱物(ハコモノ)行政の本質(263/365)

          箱物行政という言葉がありますよね。 補助金すなわち税金を浪費して、立派な施設を建てるけど、全然活用されないということだと理解してますが。 〇〇未来館 とか 〇〇イノベーションセンター とか 〇〇産業促進センター とかそんなの。 箱物行政、と言ってますけど同様のことは民間でも多発してますよね。それに、形あるモノだけではなくて、 〇〇推進会議 とか 〇〇ショットプロジェクト とかそんなのもあります。 これってなぜ横行するのかというと、 発案者、決裁者がバカだから

          箱物(ハコモノ)行政の本質(263/365)

          44歳でビジネススクールに入るという選択(262/365)

          人生は選択の連続です。選択のくせに注目することで人生は大きく変えられる、「選択の科学」の中でシーナ・アイエンガーはそう語ります。 また、「計画的偶発性」と呼ばれるキャリア理論でクランボルツは、将来の選択肢を増やすために、偶然の出会いの可能性が高まるような行動をすることを勧めています。 https://www.lifeworks.co.jp/cdlabo/column/entry002107.html さらに、最新の起業理論である「エフェクチュエーション」の提唱者であるサ

          44歳でビジネススクールに入るという選択(262/365)

          謎の覆面バス in シリコンバレー(261/365)

          シリコンバレーを車で走っているとよく出くわすのが、謎の覆面バスです。 状態のよい観光バス車両 黒か白のボディカラー 社名などのロゴはなし 行先は暗号のような表記 前後にはバイクホルダー 曇りガラスで中は見えない 基幹ハイウェイである101(ワンオーワン)やマウンテンビュー周辺でよくみます。その正体は? おそらくGoogleあたりの送迎バスと思われます。 中は冷暖房完備で、WiFiも使えるはず。 シリコンバレーは方向によっては比較的渋滞もあるため、自分で運転するよりも効

          謎の覆面バス in シリコンバレー(261/365)