見出し画像

廃人DAYと強迫観念

いつからなのかわからないが、
私には廃人DAYの意味がどうしてもわからなくなった。
何もせずに家でゆっくりするとか、今日は何もしない日とか、
そういった時間が自分には苦痛に近い時間なのである。
いつの間にか骨折ならぬいつの間にか苦痛なのである。

学生の時、それはそれは時間を持て余していた大学時代。
朝まで遊んでいたり、朝まで何かセックスとかしていたりする。
外が明るくなるくらいに眠りにつく。
起きたら13時とか14時とかになっている。
お腹が空いてカップラーメンを食べる。
お腹がいっぱいでまた昼寝する。
もう夕方で陽が傾きかかっている。
「ああ、寝てたら1日終わっちゃったよーははは」とか言う。
こう言うやつ、今は笑えないやつなのである。
いやセックスのことではなく、「寝てたら1日終わった」のことだ。

気づいたことは、時間を使うことが極端に下手くそになったと言うことだ。
何もないをすると言う大切な時間が、何もないソワソワ時間になっている。
少し時間が開けば、すぐに行動したくなる。
アレをしないといけない、アレもしなくてはいけない。
あ、違うそれよりもアレをする必要がある。

アレをする時間がなくなると、アレもできていない、アレもできていない、
だめだ眠い、あかん頭が回らない、アレも元気がでない。
そんな感じになっていく。

なんでだろ〜なんでだろ〜とクネクネダンスを踊って考える。
どうやらおそらく強迫観念が関係しているのではないかと思うわけだ。
なんだかよくわからないが、アレをしなくちゃいけないのである。

ここで重要なポイントは、
アレをしたいではなく、アレをしなくちゃいけないになっている部分だ。
セックスしたい!
セックスしなくちゃいけない!
これは雲泥の差であることは言うても言うまでもない。

結局アレが何なのかがきちんと定義されていないところもある。
アレが何なのかが定義されていないと、何かしなくてはいけない!になり、
結局なんだか疲れるだけの無価値な時間になってしまうだろう。

欠乏していることは何か。
したいことをすると言うことだ。
したいことをして生きていければそれは最高なのだが、
人生はそんなにヤッピーな感じではできていない。
おそらく社会人でいる時間つまり月曜から金曜はヤッピータイムでない時が多い。
それは社会人としての責任を果たしているからである。
ヤッピーがヤッピーでいられる時間は意外と少ない。
つまりヤッピーでいられる時間はやりたいヤッピーをすることが大事だ。

この話はユーモア欠乏症とつながる話なのだが、
ヤッピーライフヤッピーホームセンクスホームの創業者としては、
やはりヤッピーイージーモードの時間をもっと作ることによって、
人生自体がヤッピーハッピーになる気がするわけなのである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?