マラソン大会に乱入した
正確に言えば偶然乱入してしまった

一応いいわけさせてほしい
ミスターセンクスがランニングに逝く公園
毎週末逝っては10キロほど走って帰る公園
今日は月例のマラソン大会というのをやっていた
しばらくそんな催しは見ていなかったが
コロコロッツィが落ち着いたおかげで
再び開催することができたのだろう
喜ばしいことだ

そのマラソン大会だが
ランニングコースを使っての大会になっていて
結論として大会の選手とランニングのセンクス
全く同じコースを走ることになってしまったのだ！
それが乱入の顛末である

コースも封鎖していない緩めの大会であるが
ガチムチの若い女性はそこにおらず
ガチめのランナーも結構いるようだった

ミスターセンクスが意気揚々と走っていると
センクスペースよりも少し早い？くらいの
ガチベテランランナーさんに追い抜かれた
地元にも早い人が結構いるものだ
この人たちは普段どこにいるのだろう

普段は一人で走っているので
なんだか少し嬉しくなり
しばらく後ろを走らせてもらうことにした

2人で走っているだけでなんだか心強く
少しキツくても前のおじさんじゃなくて
ランナーさんが頑張っているから頑張れた

気づいたら10キロ走破しており
普段のペースよりも随分早く走ることができた
これはつまり導きの力である

ベテランおじさんにとっては
ただの鬱陶しい存在だったかもしれない
しかしその背中は絶大な存在であった

意識的でも無意識でも
誰かを追っていて誰かに追われている
そういうもんなのかもしれない
そういうもんなのだろう

どっちにしてもなんだかキモティー！！！