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カツオを高速道路にぶちまける

生きていると色々なことが起きる。
だから楽しいのだ。

人々が偶発的に産んだこの超現実現象を見て欲しい。
トラックブーン!
後ろの扉パカーン!
冷凍カツオスパーン!

ちなみに5トンのカツオが荷台から高速道路にぶっぱなされ、
距離としては500mがおさかな天国になったという。
処理のために6kmの渋滞が発生した。

持論を展開できないほど複雑な気持ちになるのだが、
どうしても笑いが止まらないのだ。

警察が出動し、カツオはあえなくオナワである。
その結果このような芸術も生まれた。

こちら、令和名物のカツオを主食としている自動車型ロボットだ。
勿体無いという気持ちもあるのだが、あまりにシュールすぎて
これまた笑いが止まらない。

朝早くから船を出してカツオを取った漁師さん
鮮度を高く保つために処理した水産加工会社のみなさん
何時間もかけて5トンのカツオを運んでいたトラックドライバーさん
美味しいカツオを楽しみにしていた全国のカツオラバーの方々
無残にもこの食のバリューチェーンは途切れてしまった。
それにカツオの尊い命がグルグルロボに消費されてしまった。
色々と努力した方々のことを考えると、いたたまれないのである。

しかし私はこのシュールな現象とありのままの写真に負けてしまった。
カツオは冷凍されていたということは、
カーリングのようにツルッツル滑ったのだろうか。
このトラックの後ろにいたドライバーは、
ツルッツルのカツオアタックにどう対処したのだろうか。
こんな考えが止まらないのである。

最後に類似事例を紹介しておく。こちらは2017年の出来事である。


どちらも人命に関わるような大惨事には至らなかった。
カツオもすでに冷凍され、お亡くなりになっていたということでノーカウントだ。
動物も死んでいない。

ここでの教訓
運転中は何が起こるかわからないので、気をつけよう。
高速道路は、シュルレアリスト。

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