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ゲイとセンクス

ゲイといえばマーヴィンゲイである。
センクスにとってゲイとはそれ以上でもそれ以下でもありゃせぬ。

マーヴィンゲイといえばそう「what's going on」である。
2019年にMVがリメイク?されたようだ。

戦争に代表されるような社会問題は、到底理解できるものではない。
それでも人々は殺し合い、たくさんの人が泣いている。
一番大切なものは何か?失ってはいけないものは何なのか?

「what's going on」
いったい何が起こっているんだ?
この世界はどうなっているんだ?

KOKOROにSASARU1曲である。
1970年代にリリースされたこの曲が今でも歌われる理由は、
不条理な社会問題が払拭しきれていないからである。
形は変われど、あってはならないような事件が起こっている。

その10年後のゲイさんはこんな曲を歌っている。
「Sexual Healing」

ミスターセンクスはゲイにこう問いたい。
「what's going on」と。
ヘイ、ゲイ。君に何が起こったんだい?

Baby I’m hot just like an oven
(ベイビー、僕の体はオーブンように熱い)

And baby, I can’t hold it much longer
(ベイビー、そんなに長くは我慢ができない)

It’s getting stronger and stronger
(強く、硬くなってるんだ)

And when I get that feeling I want Sexual Healing
(そんな気分になった時は、性的な癒しが欲しいんだ)

もう一度言わせていただく。
「Hey Gaye,what's going on!?」

性的な癒しをどう訳したらいいのかもはやわからないのだが、
そのいやらしさたるや、昇天モノである。

さらに、とんでもなく明るい下ネタソングなのである。
包み隠さずド下ネタを貫くゲイに憧れさえ感じる。
「Sexual Healing」は「Sex」よりもさらにエロい表現に感じる。
隠語というか盛ってしまっていることは言うてもいうまでもない。

「Hey Gaye,what's going on」とは言ったものの、
この記事を書いてからGayeのことが大好きになった。
社会問題に目を向け、哲学的に歌ったと思えば、
美女に対して気持ち悪いくらいストレートにセクシャリティーを見せつける。
人間らしくて、人間臭くて好きである。

これはセンクスが目指すべき像の一つであり、
ゲイの生き写しのゲイ、ミスターセンクスと呼ばれる日がくるかもしれない。

先人の生き様が生き抜く勇気を与えてくれる。
その支離滅裂に感謝である。

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