2021.1.22~28

2021.1.22 恥の感覚は、なぜこうも人を悩ませるのだろうか。自分自身にとって問題であるだけで、結局他人から見たら大したことではないのに、恥は他者があるからこそ恥なのであり、毎日恥を重ね、小さな恥を思い出して小さく叫びたくなる気持ちを抑え、さらなる恥で昔の恥を忘れようとする。自分を客観視する能力が理性であるならば、理性と本能の間が恥かもしれない。

2021.1.23 形而上的二日酔いに苦しむ。慰み半分に開高健と吉行淳之介の「美酒について」を読もうしたが、自宅にない。どこへ行ってしまったんだろう。無念。

2021.1.24 開高健「青い月曜日」、宇佐美りん「かか」読了。打ちのめされる。「かか」、なんとなく川上未映子の「乳と卵」を思い出した。

2021.1.25 続けて宇佐美りん「推し、燃ゆ」読了。

2021.1.26 仕事で(急いで)読まねばならない本がとりあえずなくなったので心置きなく小説やエッセイが読める。吉行淳之介「やややのはなし」を読み始める。5冊も読みかけがあるけど。

2021.1.27 一木けいを2冊読了。両親に関する設定が同じ(院を中退した夫とエレクトーンの演奏をして稼いでいた妻)。作者の近親者に実際にアル中の人がいるのではないかと思った。

2021.1.28 読みかけを終わらせよう(目下、一昨日読み始めた吉行淳之介、「フィッシュ・アンド・チップスの歴史」、ラトゥール「地球に降り立つ」など。など、には3冊入る)と思うも、大江健三郎のまだ読んでいなかった小説を読み始めてしまった。


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