世界は白でも黒でもなくグレー。
今思えば、私が中高苦手だった数学はきっと、もっと簡単なものだった。
考え方さえ知っていれば答えは出るし、他の誰が答えたって、答えは決まっている。
苦手なのではなく、面倒臭がっただけだった。
学生を終えてから、学校では習わなかった問題とばかり向き合う。
何がそんなに困るって、絶対的な答えがない。
私がマルと思えばマル、誰かがバツだと思えばバツだ。
私は白黒はっきりさせたいタイプで、昔は正義感が強い人だった。
けれど、気づいたら私は、白も黒も当たりの世界にいた。
正義も悪も紙一重で、表と裏どころか同じ面に存在している。
私がやったことが、
誰かにとっては迷惑で、誰かにとっては有難いことになる。
世界は、白でも黒でもなくグレーだった。
まぁでも、白でも良いし黒でもいいならもっと気楽にいて良いよってことなのかもね。
好きにしなよ。自分で選びな。
Aya.
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