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ハンサム落語 10/6 ソワレ観劇レポート

2回目観ました。
2回目はハンサムシート。ど真ん中を引き当てまして、とっても見やすかったです。その代わり、おひねりを平野良さんに渡せなかったのが悔やみます。(アピールすればいいのに、こういう時、全くアピールできない人なんです。)初日に渡せたから良かったと思って過ごします。
※個人的な感想ですので、ご注意下さい。

本日のMCは林明寛さん
登場した瞬間、歌舞伎の見得を切って最初から飛ばしていくあっきーさん。全ての笑いはこの人のせい笑
もう笑いすぎて脇腹痛かった笑


【看板のピン】

林光哲さん&鷲尾修斗さんペア
・二人ともボケるんだけど、台本に忠実に行う二人。
・林光哲さんは、声が低くて兄貴担当。→低音好きからすると有難い🙏
・まくらで、『ずっと続けてきたハマってきたもの』という話になり、サッカーと答えた鷲尾さん。すると、林さんもサッカーやっていたと答え、稽古時間が少なすぎて話す機会がなかったから、やっと共通点見つけられたから嬉しい!
鷲尾さんは、メッシと試合したことあるって言ったところで本題入ったから、皆気になって仕方がない。相方の林さんも何度か鷲尾さんの方を見るものの、そのまま始まる。
→導入の仕方が上手いねー。
親分がサイコロ投げる時、頭上に向かって高く上げる→「あれ?サイコロ落ちてこないな?」林さん「さっきのメッシの話なんですけど、本当はどうなんですか?」
鷲尾さん「今そのタイミングじゃない笑」
絶妙に真顔でツッコむ林さん。真顔だから余計面白く感じるの。
・鷲尾さんのわざとヘラヘラした風体が、調子乗った若造の感じが出ていていいね。
・どうしても低音ボイスで、親方がイケおじになる林さん。
・林さん、場面が変わる瞬間まで役が行うであろう動きをしている。芸が細かい。
・10/4の碕さん&阿部さんペアの時に、インドでカレー食べたって親方が言っていたけど、10/6の鷲尾さん&林さんペアは言って無かったので、アドリブであることが判明。

【人情八百屋】

林明寛さん&平野良さんペア
10/4けんけんさんとのペアの時は、良さんが奥さんの方だったのに、今回は旦那さんの平助!違う役見れた!
べらんめえ口調の良さんい良いわ〜
殴られて戻ってくる平助に、長屋の方が肩を貸してくれるんだけど、あっきーさんは良さんが手を伸ばす反対の手で肩を組む仕草をする。
→観客はすでに笑っている笑。良さんも気づいて笑っている笑。ついに気づく林明寛。反対の手に変える。
笑うシーンじゃないのに、笑ってしまうからやめて笑
この時、良さんは上手、あっきーさんは下手
良さんは右手を伸ばす。あっきーさんも右手を伸ばす。なんでだよ!笑

【大工調べ】

林光哲さん&鷲尾修斗さんペア
・弟分、道具箱を大家に取られるのずっと見ていたの冷静に考えてヤバくない?
・林さんの殿方のお芝居、威厳があって良いし、扇に文字が書いてあるかのように見せるために開くのいいね。
・大事な道具箱を取られた日数分、仕事ができなかったと言うけれど、そもそも仕事の話一切こなかったから意味ないのに、しれっと隠す兄貴上手いね、策士だ。


【文七元結】

林明寛さん&平野良さんペア
旦那の長兵衛を林明寛さんが担当
・文七が飛び降りるのを長兵衛が止めて、無事に助かったんだけど、舞台の台座の幅が昔よりも狭いらしくて落ちてしまう良さん。
「落ちた」、「落ちちゃった」と言いながら元の場所に戻る良さん可愛かったです笑
・最後五十両持っていけと言って去っていく時、なぜか川に飛び込む長兵衛(あっきーさん)。
長兵衛「ひゅ〜ざばん、ぶくぶくぶく」
文七「嘘だろ 化け物だったのか」
良さんが化け物って言うから爆笑🤣
文七が主人に報告する際も「あれは化け物だったのか何だったのかわからない」とか言うし、言いたい放題なの笑
・女将の良さんが一番好きです。
足を崩しているかいないかで雰囲気変わるし、流し目といい、手の動き指先まで意識していて、当時の女将ってこんな感じかもって本当に思わせる天才。
・最後の番頭さんが「頭(かしら)を」って言うところを「あたまを」って言ってしまうものの、最後の良いシーンだからツッコむのもな〜と止めた良さん。
・あっきーさんがお辞儀する前に、座る場所に良さんの水があって、良さんが座る場所にあっきーさんの水があったから、交換するために水を隣に置くあっきーさん。
良さんはそれに気づき、水を投げて寄越す。
→あっきーさん「投げなくてもいいじゃ〜ん笑」
二人の空気感がもう笑っちゃう笑
見守る良さんに、好き勝手甘えるあっきーさん。

普段は漁師もやっていて、漁にも連れて行ってもらったことのある鷲尾さん。漁師の時はめちゃくちゃ兄貴って感じなのに、この『ハンサム落語』という舞台に立ってしまうと何か違う。→良さんに甘えているんだろうな〜。ボケても拾ってくれるって信頼の証だと個人的に感じたよ。

最後の挨拶も締まらないあっきーさん笑
影ナレ「バイバ〜イ」で終わる笑
会場の人が皆爆笑した笑

全てのお話が繋がっている。
【人情八百屋】の時に、路地裏で若者たちがピンだピンだと騒いでいる。
大工が道具箱取り上げられたとか、ところどころに聞き覚えのある登場人物の名前や出来事が登場。
何かこういうのいいな〜と思った。
同じ町で起こった出来事なんだなってわかるのが良い。

最高の2回目でした。
改めてハンサム落語10周年おめでとうございます!

DVD予約受付中なので、ぜひ!


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