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「すずめの戸締まり」を観てきたよ

どーも。福元彩です。
AIアートを制作したり、デザインの勉強をしたり、あれやこれやとやっておりまして。
その中で、日々学んだことを共有しております。

今日はちょっと番外編というか。
昨日観てきた、新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」についてのお話。

あまりにも色々感じたことがあり過ぎるので、それを勝手に綴っていきます。笑

*「ネタバレ含む」なので、まだ観ていない方はここから先は読まないでください。

軽い気持ちで観に行ったけど

「新海誠監督の最新作」という響きに惹かれて、ただのミーハーな気持ちで観に行った「すずめの戸締まり」という映画。

何の事前知識もない状態で観に行ったんですけど。

結論、そんな軽い気持ちで観に行ったことを後悔するくらい、超重量級のパンチでぶん殴られたような衝撃がありました。

まず、開始10分くらいで、「この作品の大きなテーマ」みたいなものが分かるんですけど、それがまぁまぁヘビーで。

そのテーマというのが、「震災」です。

すずめの子供の頃の日記に、ハッキリと「3月11日」と書かれていたりして。
分かりやすく「震災」「東日本大震災」をテーマとして扱った作品なので、当時のことがフラッシュバックしてしまって、最後まで見られない人もいるかもしれません。

実際、直接の被災者ではない私ですら、途中あまりにも見るのが辛くて、目を背けてしまったシーンがあったほど。

子供の頃のすずめが、被災直後にお母さんを探して泣きじゃくる場面や、震災当日の朝、「行ってきます」と言って家を出ていく人々を描いたシーンなど。

とても生々しく描かれていて。
でも、だからこそ、新海監督の覚悟もヒシヒシと伝わってきました。

新海監督もインタビューで「場所を悼む物語にしたかった」と語ってましたが。
人の死を悼むのと同じように、一度全てを失った土地を再生に向けてきちんと弔うことは必要なんだろうなと映画を観ながら感じました。

正直なところ、軽い気持ちで観ることはオススメできない作品です。

でも、その上で沢山の方に見てもらいたい映画だし、観て良かった映画です。

時間を見付けてまた観に行こう。

では、また!

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