それが、どんなに美しくても。
どんなに美しい風景をみて
心が圧倒されるほどに感動しても、
ほんのわずか、次の瞬間には
その景色を心のなかで思い出そうとすると
ぼんやりとしか思い出せなくて
美しかった風景が、うっすらと霞がかって
まるで夢でみる景色のように
ゆらりと記憶のワンシーンに溶けていく。
🌿 🌿 🌿
その瞬間に感じられた
リアルな空気感のようなものだけが
心のなかで、ひっそりと
「あれは本当だったよ」と教えてくれる。
*
今までも、これからも
美しい景色にたくさん出逢って
この目に焼きつけたいと思いながら
私の心のなかに残るのは
きっと目に見えている景色ではなくて、
言葉にあらわしきれない“何か”で
その片鱗に、触れたくて
その感覚を、感じたくて
どこまでも果てしない心の世界から
“何か” のひとカケラを
そっと丁寧に、すくいあげるように・・・
真っ白なキャンバスに
日々向き合っている、そんな気がします。
from . あそうあやか 🪐
[インスピレーションアーティスト]
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