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Frozen 凍てつく氷よ今こそ溶けよ

「アナと雪の女王」

わたしは映画が好きであり映画館が好き!

あの大スクリーンで描かれる迫力のある、映像
音楽、共にその空間で体感する全ては

喜びであり、わたしの感情と魂を揺るがす
わたしにとって至福の時間でもある

そんな映画好きのわたしは幼い頃から今までに
沢山の作品に触れて来たと
「キューティブロンド」の回でも言ったよね?

わたしはその役者のありのままの感情、表現力を感じたい!日本の映画でなければ、基本的には字幕を選ぶ

しかし、日本語版になり吹き替えがある作品も
実に魅了的で観たい!と惹かれてしまう

そんな作品は多々あり、そんな時は、どちらも観るのだ

その作品の1つに「アナと雪の女王」が
ある、原題はFrozen

もちろん字幕版は素敵だった!素晴らしく
感動し、そしてわたしは日本語版もとても楽しみにしていてどちらも観た

まずは映画の内容だ
(みんな知ってると思うけど)

姉エルサには特殊な能力があり
その能力を使い妹アナと楽しく遊んでいた
アナはエルサが作ってくれた雪だるまが好きで
姉の事を尊敬し、愛していた

しかし、事件は起こる
その能力でエルサはアナを傷つけてしまった
そしてアナは助かった、しかし呪いが残ってしまったのだ

そんなアナを見てエルサはわたしのこの能力は
危険であると感じ、アナを遠ざけた

アナは何で?どうして?エルサ!!
お願い出てきて、また一緒に遊びたい
なぜ、出てきてくれないの?
といつの日も扉の前でエルサに話しかける

しかしエルサはお願いアナ、わたしに近づかないで、わたしはあなたを傷つけたくはない

守りたい、あなたはわたしにとって大切な
妹、愛しているわ、でもこの能力がある限り
わたしはあなたとも、誰とも居る事はできない

悲しくとも、わたしはここに1人でいる事しかできないの、エルサは自分の特殊な能力を呪い
そうでなければどれだけよかったかと
悩み葛藤し続ける、たった1人で

エルサは感情が高ぶり能力をコントロール出来るような状態ではなかった
彼女はずっと1人孤独に耐え、閉じこもったまま

そんな時お城の解放の日がやって来る
アナは大喜びで初めての体験に胸を躍らせ
ワクワクが止まらない!

それとは裏腹に女王となるエルサは
皆の前に出なけれ行けない日が来てしまった
わたしはこの能力を上手くコントロールし
何事も無くやり遂げる事が出来るのだろうか?

1人、孤独なまま誰も知らない
そんなエルサの悩み、それにつきまとう不安
それはどんどん増すばかり

そして、エルサの能力は皆に知られてしまった!
そしてアナとエルサはケンカをしてしまう

エルサは、もうこんなのは嫌!

わたしはわたしでいたい、誰の目も気にせず
誰も傷ける事もなく、例え、孤独で
1人でも構わない、ずっとこの不安で苦しい
気持ちのまま、城の部屋に閉じこもるだなんて
そんな自分はいらないわ!

そして1人、城を飛び出し
自分の世界へと歩み始める

そこでエルサはLet it goを歌う

“Let it go” を吹き替えに合うように訳すのは難しく、日本語と英語の違い、言葉の意味と響き、文字数が合わない

しかしLet it goの意味は「ありのままの姿見せるのよ」ではないし
(物事をありのまま受け入れよう、という意味にとることはできても)

Let it goの意味を英文的に考えたら
(下線部”it” が指すものを答えよ )

この曲の内容から ”it” が指すものはエルサがしてきた今までの必死の努力であり

必死で頑張ったけど上手くいかなかった、もういいの、これでいいの、そんな自分はいらない
と言うのがこの曲のimageの全て

その上に成り立つ
「ありのままの自分でいいの」
というmessage

[英文的訳]
白く輝き雪が山に降り積もる今夜
足跡一つ残らない
孤立した王国、そして私はその女王のようね

風は心の中を渦巻く嵐のように唸り響く
抑えておく事が出来なかった 私の努力を神様は知ってるわ

誰も中に入れてはいけない、誰にも見られてはいけない、
いつも良い子でいなければならない
隠し、感じてはいけない、人々に知られてはならない

でも、もう知られてしまった
もういいわ、これでいい
これ以上は抑えられない
もういいわ、これでいい
背を向け、ドアを閉めるの

誰に何を言われても
気にはならない
嵐よ、吹き荒れればいい
元々、寒さなんて平気だったの

こうして離れて見ると、
全てが小さく見えて不思議ね
私を支配してきた恐れは
私の近くにも寄ってこない

今こそ、何ができるか試してみる時
限界を知り、打ち破ってみる
正解も間違えもルールもないわ

私は自由

もういいわ、これでいい
自然に身を任せるの
もういいわ、これでいいの
もう泣くこともないわ

ここに私は立ち、ここに残る
嵐よ、吹き荒れればいい

私の力が空気をつたい大地へ降りそそぐ

私の魂は辺り一面の氷の結晶の中を渦を巻き駆け上がる
思いは凍てつくような突風の速さで形になっていく

もう2度と戻らない
過去は過去の中に!

これでいいの、これでいいの
そして私は夜明けのように立ち上る
これでいいの これでいいの
あの完璧な少女はもういない
朝の光の中、私はここに
嵐よ吹き荒ればいい
寒さなんて元々平気だったの

[日本語訳]
降り始めた雪は足あと消して 真っ白な世界に一人の私
風が心にささやくの このままじゃダメだんだと
戸惑い傷つき誰にも打ち明けずに 悩んでたそれももう やめよう
ありのままの姿見せるのよ ありのままの自分になるの
何も怖くない 風よ吹け 少しも寒くないわ
悩んでたことが嘘みたいで だってもう自由よ
なんでもできる どこまでやれるか自分を試したいの
そうよ変わるのよ 私
ありのままで空へ風に乗って ありのままで飛び出してみるの
二度と涙は流さないわ

この歌を歌いながらエルサが足を踏んだ瞬間に美しい氷の結晶達が舞い、それはどんどん形創られ氷の城が完成していく

その様子は素晴らしくキレイで、エルサの
強いパワーと、溢れ出す感情が全て輝きに満ちて
行きそれが、エネルギーに変化し、瞬く間に
城と化した

そこでエルサはわたしはわたしの
ありのままの自分で生きる事を宣言する!

しかし、そんなエルサを心配し
連れ戻しに行くアナ

あのエルサが昔作ってくれた
雪だるまのオラフに
出会いエルサの元に向かう
途中で出会ったクリストフと共に

しかし、エルサは戻らないと拒否した
エルサの意志は固かった

アナは仕方く戻る事になる

そこで、アナの呪いが発動し
アナは死にかけてしまう!

それでも真実の愛の元にアナは
生き返り呪いは解け

まさに2人の間にあった氷の壁が
溶けたかの様に2人は和解した

エルサはその素晴らしい能力を使って
王国に貢献し、無事、皆に受け入れられ
女王となるのだ!

これが第一幕で描かれているstory
とりあえず第二幕は置いておき

わたしはこの映画を観て感じた
エルサと自分がとても重さなった

とても高い高い能力は
本人を苦しめ、ありのままの自分でいる事が
許されない

頑張って普通になろうとした!
一生懸命努力した!

でも、それはわたしではない

わたしはわたし
ありのままのわたしでいたい!!

誰がわたしを否定しようとも
わたしはわたしが素晴らしいと感じている!
わたしはそんなわたしが大好きだ!

わたしじゃないわたしで生き続ける事
わたしがわたしとして、ありのままに生きる事
わたしが生きる上でどちらにせよ困難だ

ならばわたしは
わたしのありのままで生きる人生
その困難を選ぶと決めた

この物語はとても深い
誰にも理解されず、悩み、葛藤し
苦しみの中で耐え
そして、本当の自分を解放する時

わたしはこれでいい、これでいいの!
何も怖いものも、恐れるものもない
手放すものも、変える必要もない

ありのままのわたしで生きる!
ただそれだけ

寒さなんて元々平気だったの
=わたしは生まれた瞬間からわたしだった

他人と違っていて、クエスチョン?だらけで
例え「普通」になれず
困難でも、生きづらくても

わたしは平気だったの
わたしがわたしのままでいれるなら
わたしはそれだけで良かったのだから

ここに書いた文章の全てを見て感じて!!

ありのままの自分でいたい!
それが出来ないのなら

そんな世界などいらない

ありのままの自分でいれる
世界にすればいい

ただそれだけなのよ

わたしは「おかしく」「異常」で「間違い」
なのかも知れない

世界を変える事など出来ないし
それをしようだなんてバカ気ている!

きっとそうなのでしょう?

でも違う!
わたしは何もおかしい事を言っていない!
無理な事も言っていない!

ものすごくシンプルでとても簡単な事

だからわたしは言うのだ

シンプルである事ほど難解な事はない
難解である程にそれはシンプルである

わたしの願いはたった1つ

わたしがわたしとして生きれる事
わたしがわたしとして存在できる世界

freedom、自由であり
沢山の選択肢があって

全てはcustomできる
唯一無二のわたしで在る事

ただそれだけだ

Frozen
わたしはずっと凍ったまま
心を閉ざし、この能力を呪う

近づきたくとも近づく事が
どれ程に遠い事か解らない

しかし、今こそ自分を解き放て!
凍てつく氷よ今こそ溶けよ!時は来た!

わたしはエルサであってエルサではない
1人でもいいからなんて
そんな事思わない!

沢山の人達と繋がって
わたしはわたしで在り続けるのだ!

齋藤綾嘉、唯一無二の人間として

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