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かんだあやこ
2019年8月4日 21:58
自転車を漕いで、漕いで、僕は優里奈の家に向かった。インターホンを押すと、優里奈のお母さんが出た。「優里奈さん、いらっしゃいますか?」「学校に行きましたけど?」不審げに答えるお母さんのこの様子だと、最悪の知らせは届いていないようだ。ということは…まだ間に合う! インターホン越しにお礼を述べ、今度は駅に向かって自転車を飛ばした。ほんの数分の距離がもどかしい。頼む、追い付いてくれ。駅前に到