「タピオカがこんなに流行ってるのって日本だけだよね」と思ってはないだろうか。

当の本人は、アメリカに行くまではそう思っていたのだが、実際に行ったらタピオカの人気っぷりがすごくて驚いた。

留学に行く前、「これでタピオカ飲むのとは当分おさらばかな...悲しい」と名残惜しく飲んだあの最後の一杯はなんだったのだろうか、というくらいアリゾナに来てからもタピオカをたくさん飲めている。

その理由の一つとして、アパートの目の前に台湾のオーナーが経営しているマンゴーラビットという、とってもおいしいタピオカ屋さんがあるのだ。初めてここのタピオカを飲んだ時、「これで留学中のタピオカ欲は満たせるな」と安心したのを覚えている。

このほかにも、アリゾナ州立大学の周りには4,5個くらいのタピオカ屋さんがあり、学校の帰りにも、どこからともなく「タピオカ飲みたい！」という人があらわれて飲みに行くことになる。日本にいる時と対して変わらない。

アジア系の人以外でも、タピオカが嫌いな人にはほぼ会ったことがない。一度アメリカ人の友達に、「タピオカが人気なのはアジアだけかと思ってた。」と話したら、「アメリカでも昔あったタピオカブームが今また再熱してるんだよ。」と教えてくれた。もう一人の友達は、「前に実家でタピオカ屋さん開いてたんだ！」と言っていたし、一度参加した教会の集まりでは、手作りのタピオカが配られていて、みんなめちゃめちゃ喜んでいた。

とにもかくにも、留学中であるにも関わらず、今年もおいしいタピオカがたくさん飲めて幸せである。

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