初めて、イベントのカメラマンをさせていただいた。

自分の趣味以外でカメラを構えるのは、初めての経験だった。

「全体の雰囲気が分かる写真を撮ってほしい」

事前に伝えられていたのはそれだけだったのだけど、始まってから、こういう写真が欲しい、こんなイメージ、など意見をどんどんいただいて。

何枚も何枚もシャッターを切り、撮りそびれている画角は無いか、すごく気を張って、2時間半が一瞬で過ぎた。

登壇者の写真に、全体の写真。パネルディスカッションの風景に、質問者のお客様の写真。懇親会の雰囲気や楽しい感じが伝わる写真。

室内だから、光の調整とかもすごく気にして、でもお客様には邪魔にならないように動いて……

もう、気にしなければいけないことがたくさんで、終わった時にはもうくたくただった。

でも、すごく良い経験をさせてもらったなって思う。

今回カメラマンをさせていただいたのは、外部のイベントでもなんでもなく、本業で企画されていたもの。

私が所属している事業部と、外部組織のコラボでのキャリアセミナーイベントだったのだけど、運営としてカメラマン要員で参加させていただいた。

自分から「やりたいです」と手を挙げたからこそ、任せて頂いたポジション。最後の集合写真の指示だしをしながら、「自分が手をあげなければこんな経験できなかったなあ」なんて、ちょっとしみじみしちゃったりして。

やればできるんだなぁって、ちょっと自信を持てた。

やりたいことがあれば、とりあえず手を挙げてみるって、すごく大事。

やりたいなぁって心の中で思っているだけじゃ、何も始まらないしね。

仕事を辞めなくても、出来ることは多分まだまだあるはずだから、もう少し、この環境でできるところまでやってみようと思った。

今日もおつかれさまでした。

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