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自分だけの色

自分らしく生きること

最近悩んでいたことがある
それは、自分らしさと成長の間に起きる矛盾だ


私は目標を作る癖があって
常に誰々になりたい、誰々のような人に、と
目標をたてながら過ごしてきた

それを悪いことだとは思ったことがなかった
目標をつくることで、それに向かって進むことで、
常に良い結果が伴ってくる、
そう信じていた


けれど、最近
新しいバイトを始めて
私よりも学力は上、実家を離れて一人暮らし
仕事だってなんだってこなしちゃうすごい人たち

とあるカフェ、宿発施設につどう
クリエイティブで外国的発想を持つ
ありのままの自分で自由な生きる人たち

そういう人たちに出会って、
留学したレベルにすごい刺激をうけた




私って、まだまだなんだな
こんな価値観、考え方、生き方もあるんだな
今までみてた世界はほんの少しだったんだな、と
目の当たりにした




そこから、私は
いつもの癖で
その人たちのようになりたい
なるには、ここをこうして、ここをこうして、と
意識しながら日常を過ごし始めた


みんなから綺麗になったね!と言われたり
自分の中で、あ、今少し近づいてるかも、と感じたり
外からも内からも変化があって
嬉しくなって、もっと、もっと、と
意識をしながら生活をした




でも、ある日気づいてしまった



楽しい、成長もしてる
けれど、
なんだか、苦しい




苦しいってことは成長してるってことってどこかで聞いたことある、と思いながら、
そのまま過ごしてきたけれど





私はどこにいったの?
自分らしさって?




成長したい、ああなりたい、こうなりたい、という欲に
自分が消されかけていた





思わぬ盲点だった






自分らしさがなくなった自分に
周りの人が集まってきたって
それは本当の自分ではない
着飾って無理をした自分だ
ありのままを受け入れてくれるのだろうか
ほんとうの私は?








気づいて本当に良かったと感じる
全部が全部、誰かになろうとしなくても良い
誰かに憧れる気持ち、誰かになりたい気持ちはいいことだ




しかし、自分が完璧に誰かになってしまったら
自分という人がこの世からいなくなってしまう







自分、という軸がありながら
自分らしく、生きながら
一歩ずつ、一歩ずつ、成長していけばいい
いきなり誰かになろうだなんて、
私は私なのだから


そんな私を
そんなありのままの私を
好きだと言ってくれる人がいるのだから


その人にありがとう、と伝えて
その人が自分にとって1番大切な人なのだから





自分らしく生きながら
日々成長していこう
自分の色を忘れずに
自分にしかない何かを磨きながら


そうしたら
いつか、とんでもないところへ
ありのままの自分がいるかもしれない
とびっきりの笑顔を咲かせて、


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