晴れ渡る朝の空

外を歩いていると

空気がどこか澄んでいて

涼しい風が駆け抜ける

今日は土曜日

平日のように人通りも多くなく

歩いている人もどこか落ち着いた雰囲気がある

風の中に金木犀の香りがあり

思わず立ち止まって香りを楽しみ

ふと空を見上げると

夏の日のそれとは表情が違ってみえるのが

不思議でおもしろい

多くの人が休みの日に

仕事に行かなければいけない

少しかなしい

でも仕事がなければおそらく

外に出ることなく

いまもベッドの上で夢の中だろう

朝の空気に癒されながら

私は出かけていく

＊＊

詩のようなもの第二弾。

以前は土曜日が休みの職場で働いていましたが、転職してから土曜日も出勤になりました。

仕事があるのは有り難いと思いながらも、リズムがなかなか掴めず転職を後悔することもしばしば。

基本出勤する土曜日の朝は憂うつなのですが、この日は朝の雰囲気のおかげで初めて前向きに捉えることができたので書き残してみました。

読んでいただき、ありがとうございました。