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退職の練習㉙雨の日にamazarashiを歌う

2023.05.04 木曜日
08:10 シオノ 先生、おはようございます。
        ご無沙汰しております、シオノです。
        いかがお過ごしでしょうか。
        私は今ゴールデンウィークで八戸に帰っています。
        もしお時間あればカラオケに行きたいと思っているのです
        が、土曜日空いていらっしゃいますでしょうか。
        ご検討いただけますと幸いです

 願っても無い、秋田ひろむさんの歌を歌う、全員amazarashiファンのカラオケの会。こんなに早く実現するとは思わなかった💖
 ラーメン詐欺は解消したものの、このamazarashiのカラオケ大会の話は、卒業生の旅立ちと、彼女の母のシゴトの忙しさと、私の卒業の終わらなさで、夏休みとか、また別の時にしよ!となっていたものであった。
 しかし、まさか、5月6日に、遂行できるとは!
 なんかすごいタイミングだ!

 キテる!

 先日、大学の先生のアトリエに行けたこともラッキーならば、この3人のメンツで、5月に歌いに行けるラッキーさ、どうしようもなく、凄い。
 しかも突然、高校の時の同級生からのline。大福餅づくりの名人。

2023.05.06 土曜日
09:59  名人 大福作成中。家にいるなら冷凍せず、
       昼頃届けられますが、食べる?
 という棚から牡丹餅的な提案まで入っていた。

 これはまちがいなく、ツキに乗っている!

 これから出会う、2人にも名人の大福餅を持って、13時に間に合わせてカラオケ合衆国に出かけた。

 13時から、17時まで、フリータイムで、4時間、かわるがわる秋田ひろむの歌を歌い続けた。
 卒業生の近況を何一つ尋ねることなく笑。

 まず真っ先に驚いたのが、卒業生親子の歌のうまさであった。
 美術部員である卒業生の歌の声の綺麗さにも驚いたが(美術部なので歌声を聞いたことはありません笑)なんといっても彼女の母のパンチのある歌声は、秋田ひろむ氏の歌を歌うのにピッタリであった。

 すこし(いや、かなりw)、私は怯んだ笑。

 まさか、二人の歌のレベルが、これほどまでとは。
 途端に、二人の前で歌う自分が恥ずかしくなる。
 しかし、仕方がない。あとははったりで、やるしかない。
 私は決して、歌は上手い方ではないし、秋田ひろむの歌を知るまでは、カラオケは大嫌いであった笑。
 カラオケよりも、互いに話をしている飲み会が、スキだった。

 しかし、ある時から、自分の好きな歌を熱唱するカラオケタイムの良さというのも感じ始めた。その歌を好きな人間の自己紹介になっているということ。しかも、その歌が、まさに十八番だったら、歌はその人間の魅力になる。そして、酔っぱらって意外に何を話したのかもよく覚えてはいないのだが、そんな心もとない時間に、キチンとしたアーチストたちの素敵な音楽を聴くことはナカナカにいいことだと、考えが変化しつつあった。
 大好きだけど全く歌えないマイケル・ジャクソンの歌をかけっぱなしにして、歌わなかったことさえ、ある笑。
 もしかしたら、「グリー」っていうアメリカのドラマにハマっていたことがあったが、その影響もあるかもしれない。ドラマの筋書きも重要なのだろうが、毎回、いろんなアーチストの楽曲を元に構成されるこのドラマが、かなり好きであったのだ。音楽が来て、ダンスも見れるこのドラマがめっちゃ好きになったのだ。いい音楽が聴けるだけで、とても気持ちがいいから。
 
 歌ってみた結果、パンチのある高音を伸び伸びと歌う母は、秋田ひろむの低い音程が苦手であるし、母の血をひいた卒業生は、なかなかに綺麗な声をしているが、まだ10代だから、歌を、自分のものにしていない部分もある。私は、高音は出ないし、はったりと雰囲気だけで適当に歌っているが、
低音が歌える低めの声。
 それぞれのいいところがあるらしいのだ。
 それで、とにかくその時間、3人で代わる代わる曲を入れ続け、4時間を過ごした。それはなんだか不思議な時間だった。しかもソフトドリンクでw。

 秋田ひろむの文学鑑賞会のような。朗読会のような。
 不思議な会だった。

 なぜなら、私がほとんど、歌うことに選ばない秋田ひろむの歌を2人が歌うので、これって、こういう歌だったのかと、歌を聴いて、歌詞を見て、感じ入っていたのである。秋田ひろむの歌はまだまだ一杯ある!

 すべてが終わって外に出た後、
「思ってたよりもずっと、おしゃべりとかしませんでしたね」
とお母さんがおっしゃった。そうかもしれない笑。
 しかし、我々、秋田ひろむファン的には、曲を通じて、色々な体験をした4時間だったと言えるのである。

 さっそく3人でlineを組み、

「今日の出会いは、キセキ、キセキ~♪」という投稿をすると
「キセキ、キセキ~♪」と、互いに秋田ひろむの歌を知っているもの同志の楽しい会話があるのであった。

 あ~楽しかった!

 また、3人で会って、ひろむの歌を熱唱したい💖
 朝からパッとしない一日中雨の日だったけど、雨曝し(amazarashi)を歌うのにはピッタリの日だったのである。我々のハートはきっと虹色だった。

 次回がまた雨の日だったら、「雨男」でも歌おうかなと思っている。
 練習しとこ(⋈◍>◡<◍)。✧♡!


私の一番好きな歌は古いSF映画です💛
10年ぐらい前の曲なのに、コロナ禍を予言したかのような歌詞がたまらない。