手段にこだわる? 誰とやるかにこだわる? どっち派?
矢内綾乃@リケ女社長です。
経営者といえど、方向性には2種類あります。
一つは自営業タイプ、もう一つはビジネスオーナータイプです。
方向性が違うと、同じ「独立している」という状態でも、大事にすること、価値観、が大きく異なることがままあります。
経営者タイプの違いは、下記で書いています。
ディズニーへの行き方パターン
あなたがディズニーランドに行こうとしているとします。
その日一日の過ごし方は、2パターン選べます。
パターン1:
真っ赤なフェラーリをプレゼントされ、とってもかっこいい手段でディズニーに行くことができます。
あなた一人にしかできないことで、ほかの人は真似することができません。
優越感を感じながら、速く、かっこよくディズニーに行くことができました。
パターン2:
手段は特に選べません。ただ何人乗せていっても良いという条件です。あなたは大きなバンを何台か手に入れ、大好きな友人を途中でピックアップして乗せながら、ディズニーランドにつきました。
パターン1の人、パターン2の人、ディズニーにたどり着いた後、どのような一日を過ごしたでしょうか。
パターン1
を選んだ人は、起業家であり、Sクワドラント(セルフエンプロイータイプ)の傾向が強い、と分析できます。
独創的なアイデアを形にし、誰も真似の出きない分野で突っ走って行く、かっこいい経営者です。
パターン2
を選んだ人は、事業家であり、Bクワドラント(ビジネスオーナータイプ)の傾向が強い、と分析できます。
例えば、「駐車場」というビジネスをやっている人が、立ち上げた理由が駐車場が好きで好きでたまらないから(「あぁ、このコンクリートの手触りがいいなぁ。このフルタイムシステムがたまらない」)などという好き・嫌いで選んでいることは考えにくいです。
「駐車場」ビジネスを手に入れた先の、家族との時間や、資産からの収入による豊かな暮らしを目的として選んでいるのだと思います。
どうなりたいか、にフォーカスするビジネスオーナーや資産家の人たちは、誰とやるか、だとか、どうなるかを大事にする経営者です。
まとめ
どちらが正解、というのはないですが、私たちは子供の頃から「やりたいことは何?」と聞かれ続けているので、仕事で幸せになるのは、やりたいことができた時だという思い込みバイアスがかかっているかもしれません。
「人生」という大きな枠で考えると、何をするかよりも、誰とやるか、そしてどうなりたいか、で選ぶのも、豊かさを感じるための新しい選択だと思います。
さらに言えば、どんな仕事も生きがい、やりがい、目的意識を持って取り組むと面白くなってくるのではないでしょうか。
何事も、最初にできないときは、イライラしたり、面白くないことはあります。
でも、一生懸命取り組んで、「できない」を「できる」にかえる達成感は、何者にもかけがえのないものです。
ディズニーランドを一人で回るとか、嫌いな上司と行くとかは、いくらディズニーランドにいても、心がNo!と言いそうですもんね。
そして人生は、一度きりです。
この先たどり着く人生において、誰とともにいて、どうなりたいでしょうか。
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