おざさあや|Colorful LLC.

私の頭の中においておけないことをつらつらと書いて置いておく場です|合同会社カラフル代表…

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私の頭の中においておけないことをつらつらと書いて置いておく場です|合同会社カラフル代表。マーケティング視点で経営・ビジネス全体をデザインするのが仕事。技術経営修士(専門職)&経営管理修士。リクルート→Google→イベントレジストCOO→現在。

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コミュニティマーケティング推進協会の設立と、私の想い

一般社団法人コミュニティマーケティング推進協会という社団法人を立ち上げ、理事としてこの活動を推進していくことになりしていくことになりました。 この協会は、コミュニティマーケティングがマーケティングの1つの手法として、日本のビジネスシーンで活用され、成功事例が多数できる状況を、イベント、教育、研究・調査などを通じてさらに加速することを目的に設立された非営利の団体です。CMC_Meetupをはじめとするコミュニティ活動に加え、コミュニティマーケティングの普及や実践者の拡大を、既

    • MBAの修士論文ハイライト「デジタル時代におけるBtoB展示会の現状とあるべき姿の提言」

      2022年の4月から2023年の3月まで、金沢工業大学(KIT)大学院の経営管理修士課程に通ってました。 MOTから続いて修士課程2週目。2週目ってなんだって感じなのですが、ここでも書いた通り別のテーマでも先生方にご指導いただきながら研究したいものがあって、一方で自分の研究軸が定まっていないので博士課程というのもなぁ…と思い、2週目に突入したのでした。 KITの場合、最短1年〜最長3年まで在籍できるのですが、1年で修了を目指す場合は入学して4月の末には所属ゼミが決まり、夏

      • 今年の振り返りと2024年に向けて

        これまでずっと私って、仕事の領域では周りに求められるまま動いて、その結果今に至ってるような気がします。多分(周りから求められることなく)自分の意思で大きな決断をしたのは、メンタル患ってリクルートを退職した時くらい。他は大体、周りが居場所を見出してくれたり、求めてくれたりのありがたい環境があって、そこで精一杯がんばるのを続けてきた感じ。 私は仕事では、私自身のために動くということがほとんどありません。実はキャリアプランを描いたことも全然なかったし、今もないし、自分がどういう人

        • 2023年買ってよかったもの<イエナカ編>

          <仕事編>に続いてイエナカ編。 振り返ってみたら今年はイエナカ用途はあんまり買わなかったかもしれない。今の家に引っ越してから2年半位経つんだけど、インテリアはだいたい落ち着いてしまった。 それでもちょこちょこ買い足したり買い替えたりしてるので記録。 *面倒だからAmazonのリンクを張ってますがアフィリエイトは使ってません 山崎実業(Yamazaki) ブレッドケース ホワイトみんな大好き山崎実業。カップボード上に白1つ、ワインセラー上に黒1つ置いてたんだけど、とにかく

        コミュニティマーケティング推進協会の設立と、私の想い

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        • ワタシ × コミュニティ
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          4本
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          10本
        • コミュニティの意義を「価値創造」の視点から考えてみる
          5本

        記事

          コミュニティの意義を「価値共創」の視点から考えてみる[5]:おまけ

          先行研究この記事を書くのに色々先行研究を見ていたのですが、その時に見つけたものを共有。 「What Motivates External Innovators?(外部のイノベーターをモチベートするものは何か?)」 MIT Sloan Management Reviewへのジャーナル投稿で、「How to manage outside innovation」という論文です。この中で、「What Motivates External Innovators?(外部のイノベーター

          コミュニティの意義を「価値共創」の視点から考えてみる[5]:おまけ

          コミュニティの意義を「価値共創」の視点から考えてみる[4]:価値共創の場としての「コミュニティ」

          ※このブログは、コミュニティマーケティングAdvent Calender 2023 の12/15分のエントリーです。 前回は、価値共創について書きました。4回目にしてようやくコミュニティの話が出てきます(お待たせ!)。 価値共創を生み出すための必要要件ここでもう1つ図をご紹介しましょう。 これは、日本における先行研究として、岐阜聖徳学園大学経済情報学部教授 / 広島大学名誉教授の村松潤一先生がValue-in-Context(文脈価値)向上の一連の過程を4Cアプローチと

          コミュニティの意義を「価値共創」の視点から考えてみる[4]:価値共創の場としての「コミュニティ」

          コミュニティの意義を「価値共創」の視点から考えてみる[3]:価値共創とイノベーション

          ※このブログは、コミュニティマーケティングAdvent Calender 2023 の12/15分のエントリーです。 前回は、価値共創について書きました。今回は、価値共創の考え方がもたらすイノベーションへの影響について書きたいと思います。 価値共創とイノベーション価値共創という考え方は、価値の捉え方が、企業が一方的に定めたモノの価値とお金の交換から変化したことを示しています。前回書いた価値共創の説明から、価値共創の考え方を事業に取り入れると、購買の後工程での関係性を深める

          コミュニティの意義を「価値共創」の視点から考えてみる[3]:価値共創とイノベーション

          コミュニティの意義を「価値共創」の視点から考えてみる[2]:価値共創とは

          ※このブログは、コミュニティマーケティングAdvent Calender 2023 の12/15分のエントリーです。 前回、顧客とのつながりを強化するために顧客を知ることの必要性まで書きました。では、つながりを強化するためには、何が必要なのか。今回は「価値共創」について考えたいと思います。 価値共創とは顧客とのつながりを強化する方法を考える前提として、「価値」について整理する必要があります。 企業は顧客に「価値」を提供したいと考えて製品 / 商品 / サービスを販売して

          コミュニティの意義を「価値共創」の視点から考えてみる[2]:価値共創とは

          コミュニティの意義を「価値共創」の視点から考えてみる[1]:前提 - 認知の限界性

          ※このブログは、コミュニティマーケティングAdvent Calender 2023 の12/15分のエントリーです。 はじめに:私自身の関心の変化2016年からCMC_Meetupの運営メンバーとして、ずいぶん長い間、コミュニティマーケティングの浸透に運営として関わってきました。実際私は自社のコミュニティを持っているわけではないので、コミュニティ実践者ではありません。でも、もともとゼロイチをする人達の横で参謀的に物事を進める段取りをしたり、リスクマネジメントしたりというとこ

          コミュニティの意義を「価値共創」の視点から考えてみる[1]:前提 - 認知の限界性

          2023年買ってよかったもの<仕事編>

          今年もいっぱい買い物したぞー。プライベートは置いといて、仕事まわりで買って良かったもの5つ。 ハーマンミラー エンボディチェア私、1日10時間以上は椅子に座ってるんですよ。自宅でオンラインで仕事していることが多いし、今年の春までは学びもオンライン中心だったので、とにかく椅子との相性が私の健康を左右するわけです。今の仕事を始めてから相性合う椅子を借りてはやめ、買っては売り。エルゴヒューマンも使ったし、セイルチェアも使った。でも結局長時間座ってると腰やら背中がつらい。一瞬座った

          2023年買ってよかったもの<仕事編>

          CMCアカデミーで感じた、自分と学びとの関係

          経営管理の修士課程を修了して4ヶ月くらい経ちました。今日、自分が運営チームに関わっている #CMC_Meetup で、ケースメソッド方式でコミュニティの戦略を考えるCMCアカデミーを大阪で開催したんですが、その時に改めて感じた自分の学びとの関係について書こうと思います。 私は2021年から1年間技術経営修士(専門職)、その後2022年から1年間経営管理修士と、それぞれ1年間で2つの修士課程を修了したんですが、実は2022年からの修士課程でお世話になる大学院は、第一候補が別の

          CMCアカデミーで感じた、自分と学びとの関係

          MBAを修了したよ

          昨年4月から通っていた大学院で、経営管理修士(MBA)の学位を取得しました。私が通っていた大学院は、最短1年〜3年まで、半年単位で修了時期が選べるというところで、その間に講義の単位と論文の審査を経て修了です。私の場合はもとから1年で修了したいと思っていて、結果、予定通りにこの春修了することができました。 去年は技術経営修士(専門職)の学位を別の大学院で取得したので、なんで修士にもう1回行くのかって話なんですが、シンプルに1年で学び切れなかったというのと、自分がどれだけ講義の

          シンガポール渡航に必要な手続き(短期・2022/4/1以降)

          2022/4/1以降、シンガポールへの短期旅行も渡航後隔離なしで行けるようになると発表がありました。入国および帰国の際の条件は下記の通りのようです。色々準備しないといけないものがあるようなので、備忘録代わりに整理。 ●シンガポールへの入国時(ICA: Checklist for Fully Vaccinated Travellersより) ワクチン(2回〜)接種証明書 SGACのオンライン申請 出発前48時間以内PCR陰性証明書 SGD30,000以上の補償があるC

          シンガポール渡航に必要な手続き(短期・2022/4/1以降)

          コミュニティは事業にどんな影響をもたらせるのだろうか?-CMC_Meetup vol.20感想

          久々に #CMC_Meetup を開催しました。前回が7月だったので実に半年ぶり!大変お待たせしちゃってました。 20回目の今回のテーマは「事業戦略とコミュニティの密な関係」ということで、リンナイでRinnai BiZを立ち上げた加賀さんと武闘派CIO友岡さんにご登壇いただき、CMC_Meetup運営チームの藤井かなえちゃん(@cw_kanae)が聞き手となって進行。 全体の様子はtogetterでまとまってます。 フルバージョンはYouTubeのアーカイブもあります。

          コミュニティは事業にどんな影響をもたらせるのだろうか?-CMC_Meetup vol.20感想

          FNXで知った、顧客価値思考の染みつけ方

          きのう大学院の授業で、顧客視点で事業ミッションを再定義することが重要というお話がありました。自社視点での価値ではなく、それが顧客の(明確になっていないものも含む)どのような課題や悩みを解決するのかという観点から自社が顧客そして社会に提供する価値を考え抜く必要があるという話です。 この話は今にはじまったことではなく、相当前から経営でもマーケティングでも必ず出てきています。ドリルと穴の話ですね。ただ実際、ある製品でも事業でも何でも良いのですが、それを「ドリル」の視点と「穴」の視

          FNXで知った、顧客価値思考の染みつけ方

          2022年のはじまり: 私は私に期待することにした

          きっと今年はどこかで海外旅行にも行けるし、直接友人にも会えるようになるし、オフラインのイベントもまるでコロナなんてなかったかのように再開するんじゃないか(ハイブリッドだけど)、なんて希望を持ちながらはじまった2021年は、ほぼコロナと共存しながらあっという間に終わりました。 その間、私の仕事はありがたいことに順調でした。2014年にくのいちをたたんでから久々に独立して会社をはじめ、最初は自分が誰の何の役に立つのかも理解していなかったけれど、周りの人が私に何を求めてくれている

          2022年のはじまり: 私は私に期待することにした