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選択肢がない関係〜会うかどうかは誘い方次第のこともある

相手に会いたいから誘うのか、予定を埋めたいから誘うのか。はたまた自分の行きたいところに連行したいから誘うのか。

長く続く友人とは、「会いたいから会おう」となる。そしてその子達の多くが既婚子持ちだから土日の昼間にしようと配慮するし、友人も私が都内に出るのが大変だと配慮して場所を決めてくれる。
だから「久々に会おう」となると、その後のやり取りもとても楽しい。お店はお互いがお互いの好きな食べ物を考えて提案し合うことが殆ど。どこも良くて決められない。
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当たり前にやってきたし、やってもらってきたことが特別と気付いたのは、この数年。

婚活で会う予定を入れるとき、「りりいさんのご都合はどうですか?」と聞いてくださる方は、3分の1程度だった。
他方で、「今週土曜日、13時有楽町のカフェ○○で」と一方的に決まることが多い。それでも1回目は片道2時間かけて行くが、気力を使い切り「また会おう」とは思わない。そして「何で既読スルー?」と怒られる。
だから、試しに彼に逆のことをやってみた。「来週日曜日、○○に12時に来てね。」と送った。彼からの返事は「は?」だけだった。それ、私の気持ちだよと思い、返事をしなくなる、
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以前に交際した彼にも、「この日、この場所に、この時間で」と決めてくる人がいた。頑張って付いて行くがやっぱりキツくなってドロンした。一方的なスケージュールが来るたびに共働きだった彼の元奥さん、頑張ったんだろうね。と思ってしまっていた。

職場で、私の席は空調のため開閉するドアの横。真冬の冷風が身体にささり、数分も座っていられない。暑がりで体格の良いオジサマ達さえダウンを着ながら震えている。それが3年。「寒すぎる、10秒も耐えられない。」と訴えると、「我慢して。」と一言。ここも選択肢がない。
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一方的に選択肢がない若しくは一択なのは、自分の思いを告げられず、息が詰まる。同じ感覚、同じ考え方の人間はいないから、主張、反論、譲歩の関係でないと人間関係は続いていかない。にもかかわらず、主張だけのところにいると、その人の性格が「嫌」ではなくとも、息が詰まる関係が「嫌」となり、離れてしまう。
ただそれだけのことだけど、共生していきたいから、受け入れは一方的ではなく、共に受け入れ合いたい。

相手は「私と会いたくないけど我慢して会うのだから自分に従って」的な感覚かもしれないし、又は、気づいていないだけかもしれないだけかもしれない。兎に角、選択肢を渡してくれない理由は分からないけど、自分は自分の意見を通すより、貴方と続いていく関係を作りたいし、何よりその方が私自身楽しいから、複数選択肢の人を優先にさせてもらうね。
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空いている予定を埋めるより貴方とまた会える関係を作る方が私には大切だし、寒いならその意見に耳を傾け合える関係を作る方が自分の意見を押し付けるより大事だなぁ。

自分も相手に「貴方はどう思う?」と聞くようにしたい。結論に変更がなくても話をしてもらうことで、我慢しない関係が出来て長く続いていくように。

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