有り余る才能があるのならば、如何なる努力も惜しまず、使い尽くすことは、自分のためではない。
もはや、才能を持って生まれた人の社会的使命だと私は思う。

ただ、それでも、本人が活躍するために必要な健康を維持できる熱は使い切らないで欲しいと、願わずにはいられない。
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かめはめ波や元気玉を生み出すパワーは如何ほどのものだったのだろうか。日本だけにはとどまらず、世界を圧巻し、みんなが大好きな悟空が、地球を飛び回り戦っていた。
その分、先生は消耗してしまったのではないか。

高が数百ページの執筆や、わずか５日の連勤ですら疲弊する。
そうだとすると、天下一武道会や魔人ブウとの戦いを描く闘いは、想像を絶する労力と気力であっただろう。そして、孫悟空達には地球を巡るほどの、才能と運がもたらされたのだから、その代償もあったのではないか。
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愛おしいキャラクターが生きる素晴らしい作品を世に残されてこられたが、これから先も楽しみでならなかった。先生であれば、この先の３０年をどのように描かれるだろうかと思った。

画期的な技や作画の温かみに吸い込まれ、ストーリーに惚れ込んだのは当然であるが、それだけではない。家族や友人と一緒に楽しませていただき、かけがえのない思い出になっている。

唯一無二で、ずっと存在していただきたい才能であった。本当に残念で、ショックでならない。
ただただ御冥福をお祈り申し上げます。