７月から今月（９月）まで、「ジャンプワン」というトランポリンのジムに通っていた。以前ＴＶでも特集されてたりしていたので、知ってる方も多いのでは？簡単に言うと軽快な音楽に合わせて、トランポリンの上でぴょんぴょんするジム。トランポリンの上で跳ぶ運動で体幹が鍛えられるというもの。

これが楽し辛い。「トランポリンでぴょんぴょんするなんて楽しそうじゃん」と思うでしょう。私もそう思って軽い気持ちで入ったのだが、３ヶ月通ってみてどうだったか。

確かに楽しいことは楽しい。

何度か同じプログラムに通って、跳び方が分かって、リズムに乗ってちゃんと飛べている時は楽しい。曲は割と有名な海外の曲がかかっているから、「あーこれ知ってるな」「こんな歌詞（リズム）だったよなー」と分かるとジャンプも楽しい。

初めてのレッスンだと、集中してインストラクターの指示を聞いていても聞き逃して次の跳び方が分からないことがある。そして必死にやろうとしても、うまくぴょんぴょんできないことがあった。特に通っていた後半にできた新しいレッスンで出てきた「ランニングマン」。３代目で流行って床の上では昔よくやってたのに、トランポリンになるとこれが難しい。すり足が難しいのか、私のリズム感が悪いのか、初めての時は全然できなくて途中でなんでこんなにできないのか面白くなって一人笑いをこらえてたこともある。いい思い出。

レッスン中の掛け声が楽しい。

たまにインストラクターがみんなを鼓舞して、「Are you ready? Let's enjoy jumping!!!」と叫び、みんなが「Yeah!!!」と叫んだりして楽しい。インストラクターは日本人だけど、英語と日本語混ざった掛け声で、ほぼみんなのことを励ましてくれるの。これが私には割と元気のもとだった。「You can do it」とか言われると、まあ私だけに言ってるわけじゃないんだけど、「そうだ、私頑張れ」と思えてくるから不思議。

みんなが同じ動きをしている状況にもたまに面白くなった。たまに曲のに合わせて「hey!」とか手を回したり、カンナムスタイルの曲で腕を回したり、トランポリンの上でぐるぐる回ったりするのは面白かったなあ。

ぴょんぴょん跳んでるだけなのに、すごい汗をかくし、ホント体が辛い。まあ私が体力ないっていうのが一番の問題なのだと思うのだけど、本当に一生懸命やってると足がついていかないのだよ。

あとダンベルタイムもレッスンの中に１回はあるのだけど、これも楽し辛かった。腕がついていかん。筋力ないんだなー。でもダンベル持って腕をふりふりするのは楽しい。

一番の問題は予約が取りづらいこと。

朝から晩までレッスンは組まれているから、空いている時間に行けばいい。毎日通えればそりゃお得だし、きっと痩せてくるでしょう。しかーし、私が一番行きたい仕事後の時間帯はすごい争奪戦なのです。そりゃみんな、仕事後に行きたいよね。１レッスンだいたい30人くらいで、平日毎日その時間帯は埋まってる。予約は先３枠までしか取れない。水曜は休みなので、それ以外の平日予約を取って、次週の分の予約とかいろいろ考えて組み合わせて取るとだいたい行けて週２でした。

今は銀座店の１店舗しかないけど、辞める時これから店舗を増やすようなことも言っていました。でもいつどこにできるかは決まってないみたい。店舗が増えたら通いやすくなるかもね。

そしてレッスン後のシャワー争奪戦。

これが地味に私にはストレスになっていた気がする。女性用シャワー８台（男性用はないらしい）で、１レッスン30人も受けてればそりゃそうなる。ちなみにレッスン生はほぼ女性。たまにおじさんが混ざってることもあったけど、あの人たちはシャワー浴びないでどうやって帰るんだろう…そして女性に混ざって男性ポツンの状態でよく通えるな、と心の中では思っていた。

みんな早く浴びたくて必死だから（中には争奪を諦めてる人もいるし、次のレッスンを立て続けに受けてる人もいるし、浴びないで帰る人もいるけど）、終わった瞬間出口に人が殺到し、すごい勢いでシャワーに向かって行く。冷静になってみると笑える。

出口付近のトランポリンを確保できれば、だいたい１番目のターンでシャワーを浴びれるけど、インストラクターの近くのトランポリンではまず１ターン目では浴びれない。必然的に２ターン目以降になるので並ぶんだけど、待ってる時間が辛い。立って待ってる間も汗は出るし、疲れて顔真っ赤だし。はやくスッキリしたくなる。私は銀座からもちろん電車乗って帰るから、シャワーを浴びないで帰るという選択肢はなかった。それほど大量の汗をかくのだ。

総合的に考えて、銀座が職場あるいは家から近くて、平日の昼間に通える人なら継続的に通えるでしょう。私も、もしシフト勤務とかで平日の昼間に来れるならまだ通い続けただろうなって感じ。金額的にはまあ銀座なら他のジムでもこのくらいはするから仕方ない。