人間って不思議なもので、愉快に思ったことより、不快に思ったことの方が心や脳に鎮座しやすいらしく、この頃の私もそんな不思議な現象に頭を抱えているのですが、そんな時に過去の日記を見たり、私が愉快な気持ちを抱いている時に記していたnoteを眺めたりして負の感情を払拭するなどしています。

前回のnoteにも記したのですが、私は本当に人のことを信用しやすい、相手に対して期待しすぎてしまう傾向にあります。心の何処かできっと見返りも求めてしまっている。相手に期待をしないこと、相手のことを信用しないこと、何に対してもどうでもいいや、と投げ捨てることは至極簡単なことだと思いますが、そんなことを始めてしまった時の私はきっと凄く寂しい人間になってしまっているということだけはよくわかる。適度に信頼して、適度に切り捨てることが一番健康的な心を育むことに繋がるのだけれど、それが一番難解であることも良く知っています。

私の最近は、煙草を吸い始めたということで、色々な種類の煙草を試してみる、という如何にもヘビースモーカーへの道を助長するような、今の世の中ではあまり称賛されないようなことをしているのですが、後三カ月でただのヤニカスに成り下がってしまうことに対して漠然と不安を抱いています。

でもそんなことをしていると、如何に今までの自分が自分を抑えていたのかを思い知ります。自分が興味を持っていることや、自分がやりたいことにちゃんと向き合えていなかった。周りの顔色ばかりを窺って、自分が本当にやりたいことに蓋をして、そうすることによって周りからの信頼というものを保っていたのではないか、と。だからといって心の底からやりたかったことが”煙草”だったとは限りませんがね。これは私の好奇心から始めた次第であります。

昨年の終わりから私の推し様が申しておりました、「モチモチな心」。この単語の本来の意味について考えながら彼女のツイートやらを拝見していたのですが、年末に投稿されたツイートで、これが柔軟な心を育てることだと知って、私もモチモチな心で色々な生き方や考え方を理解する努力だけはしたいと思いました。

なんだかこの頃寒さも厳しくなってきて、気持ちも沈みがちですが、そんな私もモチモチな心で受け入れてあげたい所存ですね。