見出し画像

自分を愛せないのはなぜですか?

自分を愛しましょう。
あちこちで聞く言葉ですよね。スピ系、マインド系、ビジネス系・・・。

そんなの分かってる。だけど自己否定しちゃうんですよ。
愛したいのに愛せなんですよね。
今日は自分を愛せないのはなぜなのかを書いてみたいと思います。

私は現在シンガーソングライターとして活動しています。
元々自己肯定感底辺の地味な専業主婦の私がシンガーとして活動をしています。
曲作り、ライブ出演、ライブ主催をしています。
幸せそうなキラキラ女子とは程遠い自分。私はキラキラ女子が大の苦手でした。
そんな私が今は自分を心の底から愛するという学びをしています。

自分をだんだんと愛せるようになってくると、お試しのような事象は起きますが、波動が上がってきて、引き寄せる力も強くなります。人間関係が楽になって、自分も人も許せるようになっていきますよ。

さて、本題です。自分を愛せないのは、幼い頃の家庭環境、親との関係に起因するところがとても大きいのです。親が悪いと責めるのではなく、客観的に自分の小さい頃を思い出せるだけ思い出してみてください。

厳しいお父さんでしたか?優しいお母さんでしたか?共働きでしたか?兄弟はいますか?苦しくなるような子供時代であれば、最初は無理に思い出さなくても大丈夫です。

私のケースで見ていきましょう。私は親に愛されている自信がありませんでした。三人きょうだいの真ん中で、小さな頃からあまり親に構われずに育ったからです。
両親は平等に接しているつもりだったのかもしれませんが、私が心に刻んでしまったのは「どうせ私のことはどうでもいいんだろう」という観念でした。この観念が大きくなっても、職場でも、友達でも、無意識に顔を出してしまって、自分から孤独になっていったり、心が開けなかったりしていました。

自分を愛せないのはあなたがダメな人だからではありません。
あなたは存在しているだけで、素晴らしいし愛されています。幸せになる価値のある方です。
小さな頃にかけられた言葉、習慣、環境、褒められたこと、叱られたこと・・・あなたが経験したことが、自分を否定する観念になって、呪いのようにずっとあなたの心の奥にあるからです。

そして、朗報です。過去は変えられるんですよ。
過去に起きたことを変えることはできないんですが、過去に起きたことに対する解釈はいくらでも変えることができるんです。私は愛することを表現するのが苦手な母に育てられました。でも、そのおかげで自分の子どもには常に愛情をしっかり表現することができました。「大好きだよ。」と毎日語りかけて子育てができたこと、これは母のおかげなんです。父が人格者でなかったことも良かったと思っています。結構横暴でしたが、反面教師にもなったし、おかげで兄弟も仲良くなったと思います。

そしてもっと深く見ていくと、「お母さんは私を愛してくれていた。お父さんは私を大事にしてくれていた」と気づく時が来ます。いつかそれに気づく時が来るから、少しずつ過去を掘り下げてみてくださいね。

自分の子ども時代のこと、たくさん思い出して感じてみてください。そして見たくないと思っていた過去にある祝福に目を向けて見てくださいね。きっと何かが変わりますよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?