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ぜんざいについて語ってみないか。

今日の朝ごはんはぜんざい。

洗濯物を回して、化粧をして、出かけられる準備をして、バタバタの朝だったけれど、「ぜんざいを食べるんだ」と昨日の夜から決めていた。

ぜんざいの素を使って作った。
市販品だけど、添加物の少ない優しい味のものを選んだ。

おもちは姉の旦那さんの実家のおもち。
これが本当に美味しいの。(以前のnoteでも言ってたね)

コーヒーとともに。めちゃくちゃ合うよ。

私にとってぜんざいは、
寒いときに「あったかいね」と言いながら食べる冬の思い出の味であり、
大好物だ。

あずきのほっくりとした柔らかな食感とやさしい甘味。
そして、ちょっと塩を入れると甘味がより引き立つ。
いまだに不思議。なんで塩を入れると甘味が増すんだろうって。

この理由は味の相互作用の対比効果(甘味+塩味)。
2種類以上の違った味を混ぜ合わせた時に、どちらか一つあるいは両方の味が強く感じる現象のことを言う。

日本調理アカデミー ホームページより

なるほど…スイカに塩をかける作用と同じなのだそう。

ちなみにぜんざいは出雲発祥。出雲の「神在祭(かみありさい)」という神事で振る舞われ、「神在餅(じんざいもち)」と呼ばれていたものが、出雲弁でなまって「ずんざい」→「ぜんざい」になったそう。

出雲人 -IZUMOZINE-「ぜんざい発祥のひみつ」より

そして、嬉しいことにぜんざいに使う食材「あずき」は栄養満点。

あずきにはポリフェノールの一種であるアントシアニンやサポニンの成分による抗酸化作用があり、美容にも良い。
さらに脂質が少ない分、食物繊維やオリゴ糖も豊富なので、腸内細菌を活性化して腸内環境も整えてくれる。

出雲人 -IZUMOZINE-「ぜんざい発祥のひみつ」より

いいことずくめじゃないか…
豆を甘く煮るということは、海外にはなかなか無い食文化。
その文化のある日本に生まれてよかった。ありがとう…と思った1日。

今回は市販品でささっと作ったけれど、いつか
あずきを究極に美味しく炊くためだけの1日を過ごしたい
2024年のやりたいことリストに追加しておこう。

今日のこのnoteでみんなぜんざいに詳しくなったし、
ますますぜんざいが好きになってくれると嬉しいな。

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