見出し画像

フリーランスの堅実なお金管理の話【ちきぺーすVol.20】

「フリーランスとして独立したものの、キャッシュがない……」
「しばらくは貯金でやりくりしなきゃ」
「でもうまくお金が使えない。まだまだ稼げない。お金がなくなる一方で焦る……」

とお悩みの方は多いのではないでしょうか?

フリーランスと切っても切れないもの、それがお金です。

会社員でも日々の生活費の管理は必要ですが、フリーランスは経費や税金も自分で管理しなくてはならず、どうしても向き合わざるを得ない部分です。
 
なおかつ仕事が急になくなることもあり、そのときに貯金は絶対必須です。

私は2020年ごろ、コロナの影響で一度、仕事がほぼゼロになったときに貯金の重要性を痛感しました。

いくらかの貯金があれば数ヶ月やり過ごせる。その間に違う仕事を見つけられる。

何よりも20代30代と年齢を重ねていく上で、お金を管理する力は絶対に必要です。

とはいえ、お金の管理は学校では習わないし、人に聞くのもなんだかためらう話題だし、その方法を学ぶのはなかなか難しいですよね。
 
そこで今回は、フリーランスになってからお金をどのように管理しているのか、確実に貯金を増やすために実践したことをまとめてみました。

今回は主に毎月の生活費管理の方法のため、会社員の方にも活用してもらえます。

貯金を増やしたい、やりくり上手になりたい人は参考にしてみてください。

▼過去4年間の月収一覧と3ヶ月で収入を+10万円にしたノウハウ

▼お仕事の受注や収入アップに悩む方はこちら


フリーランス向けお金管理方法:毎月の生活費編

毎月の記事代など報酬、またはお給料が振り込まれたら、まず生活費を振り分けてください。

そのとき、振り分けるジャンルはざっくりこんな感じです。

・交際費
・好きなこと・趣味費
・食費
・日用品代
・交通費
・家賃光熱費
・医療費
・税金(フリーランスのみ)

そしてそれぞれの生活費を、SuicaやICOCA、財布、PayPayに分けます。

私は以下のようにしています。

【専用のお財布を用意】
・交際費
・好きなこと・趣味費
・医療費
【各電子マネーにチャージ】
・食費
・日用品代
・交通費
【振り込み】
・家賃光熱費

実際に振り分けると、こんな感じになります(チャージする金額は毎月同じです)。

【基本的な生活費】
・交際費(友達と遊ぶ用。一定金額をお財布にイン)
・好きなこと費(化粧品や服など自分のための買い物用。一定金額をお財布にイン)
・食費(決めた金額を月初に全部ICOCAへチャージ)
・日用品代(シャンプーやトイレットペーパーなど日々の消耗品。即PayPayにチャージ)
・交通費(これも毎月の金額を決めて、専用のICOCAにチャージ)
・美容院代(毎月ではないが予約しているときはピックアップして、保管)
・医療費(一定額を医療費用のお財布にイン)

上記に加えて、生活費をおろすときに税金分も一緒におろし、そのまま支払いをしてください。もしくは口座引き落としに設定しておきましょう。

ちなみに、月初にお金をおろしたらもう次の報酬振込み(お給料日)までATMには行きません。
なぜなら上記の振り分けた金額の中でやりくりするからです。

これが貯金とお金管理の第一歩です。

上記の振り分けた費用で生活していると、口座にはクレジットカードの支払い分が残ります。
そのお金で月末にカードの支払いをしてください。

それが済んだら、口座にお金がいくらか余ると思います。その何万円かを次の振り込みまでに、貯金として保存します。

次で紹介する「死んでも手を付けない貯金」などに振り分けるイメージです。

すべて金額を決めていますが「この金額内なら自由に使っていい」ということにしています。

ここからさらに節約しようとするとストレスが溜まり、結果として散財する可能性があるためです。

そうして散財してしまうくらいなら、上記の振り分けた金額は自由に使う方が私には合っていました。

またそもそもこれくらいは必要だろうと必要な分をしっかり計算して金額を決めているので、余ったらラッキー!くらいの気分で使っています。

フリーランス向けお金管理方法:貯金編

お金管理の話はまだ終わりません。大事な大事な貯金の話です。

貯金は基本的に先ほどの振り分け、クレジットカードの引き落としで余ったお金を貯めますが、ただ貯めるだけではありません。

まず貯金を4種類用意します。

・死んでも手をつけない貯金
・万が一用貯金
・あまり貯金
・小銭貯金

それぞれの役割はこんな感じです。

ここから先は

605字

¥ 500

この記事が参加している募集

旅の準備

お金について考える

サポートでいただいたお金は、ライティング力向上の書籍購入に使わせていただきます。読んだ本はまたnoteで感想とともに紹介します。