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ライターにコミュ力は必要か否かという話【ちきぺーすVol.23】

「ライターは文章で勝負できる」
「コミュニケーションをあまり取りたくないからライターを選んだ」

という人は多いかと思います。私もその1人です。

確かにライターは直接的なコミュニケーションを取らなくても仕事は完結できるし、受注も可能です。

だからこそ好きな場所で働けるし、コミュニケーションが得意ではなくても収入を増やせるチャンスが多々あるのが魅力でもあります。

しかしフリーランスを6年経験して感じたのは

  • コミュニケーションが苦手でも仕事はできる

  • でも、さらなる可能性を伸ばすにはコミュ力が必須

の2点でした。

絶対に必要とは言えないけれど、あった方が収入20万円以上を狙える(というか、ないと狙えない)のは事実です。

そこで今回は、じゃあどのようなコミュ力が必要なのか?を解説します。

※今回のコミュ力とは、対面でのやり取りへの得意・不得意、リアルな場への積極的な参加を意味します

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Web系の専門職はコミュ力がなくても仕事はできる

前提として、Web系の専門職はコミュ力がなくても仕事ができます。
例えばライターはもちろん、デザイナーやプログラマーなどです。

その理由は次の2つ。

・オンラインのみでも仕事が完結するため、テキストのやり取りだけで働ける
・基本的に指示を受けて作業するため、他人とのやり取りの頻度が少ない

Web系の仕事はオンラインで完結するため、対面で会わなくても仕事を受注することが可能です。

特にライターは納品物がテキストであり、マニュアルが完備されていることも多いため、その通りに取り組めばZoomや対面で話す必要はありません。

またライターやデザイナー、プログラマーといった職種はディレクターが要件をまとめ、そのディレクターから大まかな指示を受けます。

要はもっともコミュ力を必要とするクライアントと方向性をすり合わせる、ヒアリングやクロージングなどの作業を担当しないため、ライターにコミュ力はあまり重視されないのです。

※デザインやプログラミングはライティングと比べると適宜クライアントと直接やり取りが発生することが多いため、一概にいらないとは言えません

そのためライターは特に、直接コミュニケーションを取らなくても遂行できる業務ゆえに、コミュ力はなくても仕事は受注できますし、生き残っていくことも可能ではあります。

でもコミュ力があれば仕事は途切れないし、増え続ける

コミュ力がなくても、苦手でも仕事はできる。でもじゃあなぜこの話題を出しているのか?

それは「コミュ力があった方が、コミュニケーションが得意になった方が仕事も収入も圧倒的に増えるから」です。

長年フリーランスをやって感じましたが、仕事を依頼してくれるのは営業媒体で知り合ったクライアントさんだけではありません。

身近な友人やフリーランス仲間からの発注もあり、特にこの数年は周囲の友人からご依頼をいただくことが圧倒的に多かったです。

生々しい話ですが、私はこの3年で新たに発注していただいたお仕事はコミュニティ・知り合い経由で知り合った方、そこから友人になった方ばかり。
まったく知らない、新規のクライアントさんは一切ありません。

そしてこのつながりは、いろいろなコミュニティに入ったり飲み会・誘いに必ず行ったり、友だちになりたい人に声をかけたり、何かしら対面での出会いを重要視してきたから生まれたものです。

ポイントは「仕事を発注する前提ではなく、自然な出会いで出会ったこと」。

オンラインでいろいろな人と繋がれるのは現代ならではですが、顔が見えない相手に発注するのはやや抵抗があります。

なぜなら納品遅れや音信不通など、不誠実なことをしやすいから。

また発注側も、やはり顔が見えない相手に発注するよりも知っている人に発注する方が安心です。

身近にフリーランスがたくさんいたら、さらにその人が質の高いアウトプットを出せる人であれば。
オンラインで出会った人より、リアルの知り合いに頼むほうが安心なため、身近な人に依頼しようとなることが多いです。

つまりオンラインだけでも戦えるけれど、リアルな出会い・つながりがたくさんある方が発注先として選ばれる可能性が高まる。
そのためには人と仲良くなることが必要ですが、その過程にはコミュ力が必要です。

収入を上げる選択肢としてリアルな中で発注先として選んでもらうものがあり、そのためにコミュ力が求められるのです。

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結局コミュ力って何なん?何をしたら良いの?

先ほど飲み会やコミュニティを例に出しましたが、結局フリーランスに求められるコミュ力とは何なのでしょうか。もう少し言語化してみました。

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