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タスクの優先順位の付け方が分かると過ごしやすくなる話【ちきぺーすVol.11】

こんにちは。6年ほどフリーランスでライターをしていた「ちき」です🐥

このコラムではフリーランス生活で感じた「フリーランスに必要なのはスキルとメンタル(物事の捉え方)である」という結論の内、特に重要なメンタルに関する話を書いています。

第11回目はフリーランス生活でよくあるタスクが終わらない問題について。
悩むライターさんやフリーランスの参考になれば幸いです。

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「作業が終わらない」
「どうやったら早くなるのかな……」

とお悩みではありませんか?

タスクの達成や進み具合、きっと誰もが悩みますよね。
特にやることが溢れるくらい多いときは一体何から手を付ければ良いのか、迷ってしまいます。

そのようなときは、タスクの優先順位の概要と付け方を知っているだけでも進み具合が大きく変わります。

そこで今回は、タスクの優先順位について解説します!

優先順位を付けるのが良いとはよく聞くけれど……

タスクについて調べたとき、次のような図を見たことはないでしょうか?

         「緊急度」
        高       低
           |
「   高   1  |    2
重          |
要    ーーーーーーーーーーーーーー
度          |
」   低   3  |      4 
           |

タスクの着手について考えるとき、まず考えるべきはタスクの緊急度と重要度です。
どれくらい急ぎなのか、どれくらい重要なのかによって取り組む順番が決まります。

だいたいの本や記事では「緊急度の高いものから着手しましょう」と伝えています。
ここまではたぶん聞いたことある話ですよね。

しかし本当にタスクを順調に進めたい、つまり余裕を持ったスケジュールを組むことが目的なら、私は重要度は高いけれど緊急性がそこまで高くないもの(もしくはやや緊急くらい)から取り組むことをおすすめします。

緊急度が低く、重要度が高いものから終わらせよう

先ほど緊急度が低く、重要度が高いものから取り組もうと紹介しましたが、その理由は「重要度の高いタスクはいずれ緊急度の高いものになるから」です。

もちろん緊急度の高いタスクに取り組むことは問題ありません。
緊急度の高いタスクは早く終わらせるべきですし、先に取り組んだ方が「追われている感」が薄くなります。

しかし重要度の高いタスクは、以下のような仕事が多いのではないでしょうか?

・人の時間やスケジュールを押さえるもの
・クライアントさんの事業やサービスに関わるもの
・チームや事業の将来に関わるもの
・新しいクライアントさんや案件など、時間がかかりそうだがミスをなるべく減らしたいもの

その他にも「納期まで時間はあるけれど、文字数の多いライティング」なども重要度が高いタスクに入ります。

反対に緊急度の高いタスクというのは「納期がいちばん近いけれど慣れているライティング案件」「トラブル対応の解決策として作る資料・対応」などが当てはまります。

ある程度緊急度の高いタスクを終わらせてから着手した方が良くはありますが、重要度の高いタスクから着手した方が自分の首を自分で締めずに済みます。

「重要度の高い」の定義は人によって異なりますが、どんなタスクであれ納期(提出日)が近くなるにつれて自然と緊急度は上がります。

つまり何が言いたいかというと、どのタスクもいずれ「緊急度が高い」に変わり、追われる未来が待っているのです。

そうなるなら、緊急度が低い内に終わらせた方が楽ですよね。

また重要度の高いタスクの一部は、緊急度の高い状態では思うようなクオリティが発揮できません。

例えば「納期は近くないけれど文字数の多い記事」は納期直前に着手すると辛いです。

文字数が多いからしっかりとリサーチした方が書きやすい、でも時間がないからリサーチに時間をかけられない、でもリサーチしていないからなかなか書けない……といった地獄に陥ります。

重要度の高いタスクは時間がかかる。だから先にやってしまおう

ここから先は

389字

フリーランス生活6年目になるライター・ちきがこの6年で身に付けた考え方・働き方の記録

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