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今は自分ファーストで

こんばんは、今日も1日お疲れさまでした。

朝晩はだいぶ涼しくなり、過ごしやすくなってきた。
でも今日も日中の日差しは暑かった。
まだ気温は30度近くある。
もう来週から10月なのに。

それでも外に出ると、少しずつ秋を感じられる景色がある。
畦道に咲く彼岸花、イチョウの根元に落ちている銀杏など。

季節は間違いなく秋へと進んでいる。
私自身も快方へと進んでいる、はず。


仕事に出ているならば、家族の中で私が一番早く出掛けていた。
保育園に通う娘が一番最後だった。

休み始めてから、娘が出掛ける時間に私がいるので、
「一緒に行く」と駄々をこねるようになった。

私が診察などで、その時間に家に居なければ諦めるけれど、そうでなければ一緒に行かないと気が済まないようで。
少し前から私もついていくようになった。

そうすると当然、お母さん方は気になるでしょう。
私自身も意識していた。
毎日送迎に来てるけれど、お仕事は?って。

今日妻と迎えに行った時、妻がよく話をしているお母さんと一緒になった。
私も何度か話をさせてもらったことがある方。

そのお母さんから「今日はお休みですか?」と尋ねられた。
きっと深い意味は無かったと思う。
前回の休職時にも何度も聞かれたこと。
誰だって毎日来てたら、気になるはず。

これまでの自分ならば「そうなんです~」と、ごまかしていたと思う。
でも何もためらわず「メンタルをやられて休職中でして」と答えた。

「情けない話なんですけどね~」と続けたら、
「そんな時はゆっくり休んだ方が良いですよ」って言ってくれた。

「その代わり、毎日一緒に行こうって言われてて」と話すと、
「お仕事してたら出来ないことだから、良いじゃないですか」と言ってくれた。

正直に答えたのは良いけれど、余計な気遣いをさせてしまった気もする。
でも理由をごまかそうとせず、スッと答えられたことに意味があると思う。

前回の休職時は、身内以外は仲の良い友人にしか話していなかった。
殆ど接点の無い方に、嘘をつかずに話せたことが大きいと思う。

きっとそれだけ、私自身が開き直れた。
きっとそれだけ、恥ずべきことじゃないと思っている。
きっとそれだけ、自分に正直でありたいと思っている。
そして何より、私が自分を認めている証拠なのだ。

父親として情けない姿を見せているから、子どもたちには申し訳ない気持ち。
私が父に憧れて背中を追いかけたから、同じような姿を見せたかった。

中学生の長男は休んでいることに対して何も言わない。
決して親子の仲が悪い訳じゃなく、毎日たわいない話をするし、休日は一緒にゲームをしたりする。

どう思っているのか聞いてはいない。
どんな答えが返ってくるのか、怖い気もするけれど。

家族に迷惑を掛けているのは承知の上。
それでも今は自分ファーストでいかせてほしい。

きっと理解してくれているはず。
そう信じている。


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