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乳がん治療体験記 「術後の働き方改革と生活の変化」


ライブとライブレポの話

コロナ禍前の私は年間100本以上(過去最高は2019年の120本だったかな)ライブに行っていました。世の中がほぼ通常通りになった今年は、4年ぶりにその本数に近づきそうだなと思っていて、結果12月いっぱいで90本になりそうです。

11月時点で、術後となる12月に既に5本ライブレポのお仕事が決まっていたのですが、体力が落ちているので、それ以外のライブはほぼ自制しました。正直、今のところレポ仕事以外では、スタンディングのライブに行くのを避けています。本当に疲れやすいので。今後はちょいちょい増やしていきたいなとは思っています。

手術から9日目と10日目に、早速2daysでライブ現場復帰したのですが、手術した側のリンパの流れが悪くなっているのか、メモを取っていると片方の手だけがどんどん冷たくなっていって、腕も怠さを感じました(今はもう大丈夫かも)。

以前までの私の働き方としては、ライブレポは帰宅したその日の深夜から朝にかけて書いてしまう(集中力が切れた場合は途中でやめて、一旦寝てから翌日に続きを書く)という不健康な、言わばちょっと無理をしたやり方をしていましたが、術後はそれをやめることにしました。

実は誰もそこまで早さを求めていなくて、単なる自分との戦いなだけだった気がします。それに、深夜に書くのと翌朝から書くのとでは、それほど時間差もないですし(翌日他の業務が立て込んでいなく、原稿に集中できること前提だけど)。であれば、朝から書いたほうが健全なのは当然です。

とはいえ、どうしても深夜のうちに書かなければいけなくなる事情も今後また出てくると思うので、それはそれでやっぱりやるんだと思います私は。毎日がそんな生活というわけではないので、たまにはしょうがないかなと。

ということで、「深夜に働くのをやめた(基本的には)」ことが術後に変えた大きな点です。

生活リズムが整うと体調が良い

そもそも私は割と夜型で、常日頃から寝る時間が遅めだったのですが、術後の体を労わるために健全な生活リズムを心掛けたら、やっぱり体調が良いんですよね。特に感じる違いは朝、寝起きの「ダル重〜」がないこと。これは断酒していたことも大きな要因だとは思いますが。ちゃんと睡眠がとれていると、昼間に眠くなることもないです。

人生の先輩方が、何かのタイミングで夜型から朝型にシフトしていく意味がすごくわかりました。何より健康第一なので。自分が乳がんになったことで、生活リズムを変えるきっかけができたのは良いことでした。そんなことでもないと、なかなか変えられないですよね。

それと先日、1ヵ月ぶりの外食で3週間ぶりにアルコール解禁したものの、ビール1杯で終了しまして。解禁初日なので我慢したのもありつつ、そんなに飲みたい気分にもならなかったという、過去の私からは信じられない事態に(笑)。お酒を飲まないと外食もサクッと終わってしまい、それはそれでつまらないなぁという感じがして困ったものです。

最近、冬という季節もありつつ、自宅では温かいお茶や白湯ばかり飲む日々だったので、人間の慣れってすごいなと。慣れなのか何なのかもまだよくわかっていないですが…。とにかく今は白湯が好きです。健康的過ぎる。でも、そろそろお酒を飲みたいような…? ただ、睡眠の質を最優先に考えると、お酒は控えめが一番のようです。

それと、なぜか私の中で今川焼ブーム到来しています。

2023年12月23日
金多賀歩美



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