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時短だけじゃない料理が苦手な人にも試して欲しい。pal systemのミールキットを88週利用して得た気づき

pal systemのスマホサービス「タベソダ」にて提供されている、ミールキット「わが家の常備菜セット」を、2018年から88週継続して利用しています。88週続けると、こんな感じです↓
周囲からの評判も良く、「いつもちゃんと料理してるよね」って言われることが増えました。

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そもそもですが、私は料理に苦手意識を持っていました。
特にメシマズということでは無い(はず)ですし、嫌いなわけでもないのですが、要領悪さが否めず、ササッと美味しいご飯を作れる人ってすごいなあと思っています。

苦手だなと感じるポイントですが…

・当たり障りのない味付けにしかならない
・メニューのレパートリーが少ない
・作りすぎてしまう
・献立の計画、食材管理が苦手
・事前準備がないとスーパーで毎度同じ食材を買ってしまう
などなど。

そんな私が、どうして88週も自炊をし続けることができたのか?
「わが家の常備菜セット」に落ち着いた理由を考えてみました。

pal system ミールキット「わが家の常備菜セット」について

「わが家の常備菜セット」は、毎週3品の副菜と、あまった食材で作れる2品のミニおかずを合わせて、全5品の常備菜を作ることができる食材セットです。

「わが家の常備菜セット」は、「無理なく、無駄なく、続けられる!」をコンセプトに、常備菜の材料とレシピをまとめてお届けするインターネット限定の新サービスです。仕事や育児などで「買い物や料理に時間がかけられない」といったくらしの課題を解決します。


料金は1900円~2300円の範囲で、週に1度、10品前後の食材が担当の配達員さんによって自宅に届けられます。
以下の写真は、ある週のセット内容です。

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・白菜(カット)1/4カット 95円
・ぶなしめじ180g 204円
・人参(洗い)400g 149円
・エコ 小松菜1束 151円
・酪農家の牛乳500ml 153円
・産直たまご少量パック6個 194円
・具の大きなシーフードセット300g 613円
・熟成パルメザンチーズ30g 127円
・車麩6枚 307円

計1993円

金額感も、いつものスーパーで買い物をする時と大きな乖離はありません😄


おすすめポイント①「3日程度の日持ち可能な常備菜が5品も作れる」

一番気に入っているポイントが、常備菜が5品も作れるという点です。
常備菜なので、ある程度まとめて作り置きしておけば毎日調理をしなくても済みますし、品数があるので飽きることがありません。

私1人分とはいえ、1週間毎食分を賄うことはできませんが、週の半分は外食、あとは気分に合わせて食材を買い足すことでちょうど良いボリューム感になります。

おすすめポイント②「レシピ通り作るだけで、食材を使い切れる」

レシピはこんな感じで、裏表1枚のチラシとして届きます。これを見ながら作るだけで、届いた食材を使い切ることができます!※調味料などは必要分以外が余ることがあります。

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今までは、レシピのレパートリーが少ないこと、1人分の食事量しか必要ないことから、1品の量が多くなり同じメニューを延々食べ続けるか、消費期限を過ぎて廃棄…という自体に陥りがちでしたが、「わが家の常備菜セット」を導入してからは食材ロスがなくなりました。

また、多くのミールキットでは、カット済みの食材・個包装された調味料をセットにするケースが多いのですが、「わが家の常備菜セット」は未加工の食材が届きます。カット済みで包装が多くなると、ゴミがたくさん出るし、食材が痛むのも早いんですよね…。

無理なく、毎週5品を作り続けることができます。

気に入っているポイント③「レシピが簡単で、複雑な工程がない」

体感値ですが…3品作っても30-40分程度で調理を終えることができます。
「わが家の常備菜セット」は調理工程がシンプルですし、電子レンジを活用したり、冷凍食材を活用するレシピも多いです。

完成度自体は、味を売りにするミールキットに比べると多少落ちますが、素朴な味わいで個人的にはまったく問題ないです◎
同居の妹にも振る舞うことがありますが、喜んで食べてくれます。

76週作り続けて気づいたこと 

私は独身者なので、基本的には自分1人が食べる分を賄えればいいですし、外食でも十分バランスの良い食事は取れることから、自炊の優先度が低いです。

ただし最近では、働く環境の変化から自宅で過ごす時間が増えました。
今まで3食のほとんどを外食に頼っていたところ、自分で用意しなければならなくなったとき、献立の計画~後片付けの一連の行為が、大きな負担になってきました。ふと気づくと、インスタントと冷凍食品のルーティン…。

さすがに、何とか脱却しなければ…

とは言え、料理に関しては苦手な事柄が多く、すべてをこなそうとしても続かないだろうことは想像できていました。
「わが家の常備菜セット」を利用し続けたことで、どう解決したら良いかわからなかった問題への取り組み方が見えてきました。

なぜ料理が苦手だったのか?

まず最初に、私にとって スーパーで買い物をすること のハードルが非常に高かったことに気づきました。
最寄りにスーパーがあると言えど、天気の悪い日は外出すること自体に労力を払いますし、献立の計画を立てていっても、品切れになっていたり、まとめ買いで明らかに持て余す量を買うことになったり…。

食材を配達に頼るようになってからは、生活の中のちょっとしたタイミングで注文のアレンジが出来たり、品切れで無駄足を踏むといった事態を回避することができるようになりました。

また、与えられたレシピを作り続けることで、料理の「ルール」や「セオリー」を学習することができました。
塩分・糖分など調味料の比率、どういう調味料を組み合わせるとどんな味に仕上がるのか、味付けが濃くなったり、食材に火が入りすぎてしまうなどの失敗も圧倒的に減りました。
つまり、なぜ料理が苦手なのか漠然とした疑問だったのが、訓練を重ねたことで問題点や不明点が明確になってきたのです。

最小単位に分解して要因を見つけること

ミールキットは、兼業や子育て家庭をメインターゲットにしているものが多く、単身者且つ、手料理にこだわりがない人は手を出しづらいです。
ただもしも、同じようになぜか料理が苦手…と感じて料理の機会を避けているだけなのであれば、「わが家の常備菜セット」をぜひ初めてみて欲しいです。

買い物が負担なのか、献立計画が負担なのか、食材管理が負担なのか…。ひょっとしたら洗い物が一番嫌でたまらなかった。という結果もあるかもしれません。(食洗機買いましょう!)
何が一番の課題なのか実地で要因を潰していくと、自分自身が求めているものが明らかとなり、スタイルを最適化することができるだろうと思います。


さて最期になりますが、作り続けたことによる達成感は半端ないです!
この成功体験は、今後も「料理」をする上で重要だなと思います。負担が減ったことやスキルが上がったことより、88週続けられたことは私にとって驚くべき快挙だなと感じます。(SNSにアップして、周囲からの評価を得ることも重要ですw)

「わが家の常備菜セット」はそんな素敵な体験をもたらしてくれました。
これからも頑張りたいと思います。


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