やはりジュラシックシリーズは最高だった

恐竜大好きの私、「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」をさっそく映画館で観てきました。今回の投稿は「ジュラシックシリーズやっぱ最高やんけ!!」という私の想いをただ暑苦しく語るだけのものです。結論から言うと、ジュラシックシリーズ観たことない人もぜひ映画館でこの迫力を味わってみてほしいです!! 以下、ネタバレなしで語りますが、気になる人は避けてくださいね。







ジュラシックシリーズの完結編となる今作。あらすじは以下をご参照ください。

〈ジュラシック・ワールド〉のあった島、イスラ・ヌブラルが火山の大噴火で壊滅、救出された恐竜たちは、世界中へと放たれてしまった。
あれから4年、人類はいまだ恐竜との安全な共生の道を見出せずにいる。恐竜の保護活動を続けるオーウェンとクレアは、人里離れた山小屋で暮らしていた。そこで二人が守っているのは、14歳になったメイジー、ジュラシック・パーク創設に協力したロックウッドの亡き娘から作られたクローンの少女だ。
ある日、オーウェンは子供を連れたブルーと再会する。ところが、何者かによって、ブルーの子供が誘拐される。オーウェンはブルーに「俺が取り戻してやる」と約束し、クレアと共に救出へ向かう。
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Yahoo!映画のレビューは現時点で3.4です。レビューを見ると「ガッカリした」「微妙」などの酷評が並んでいる印象。最終章というだけに、期待値が高まっていた人がきっと多かったんでしょうね。「ご都合主義」と書かれている方もいましたが、それは今に始まったことではなく、シリーズを通してその傾向はあったように思います。ちなみに私は前作があまり好きでなかったので、次につながる今作は正直対して期待をしてませんでした。以前の感想noteもよかったらぜひ。

原作の小説を読んだ身からすると、前作から原点回帰の傾向がかなり強く出ているように感じます。著者のマイケル・クライトン氏は、テクノロジーを過信するがゆえに怒る災害と、それに対する人間の驕りを小説で描いています。本シリーズはパニック映画として始まりましたが、前回の5部作目から原作を意識した強いメッセージ性を持つ映画へと変わってきました。

ただ、主人公と恐竜との友情みたいな感動要素を盛り込んだが故に、やっぱり物語的に陳腐な印象は拭えないかなぁと思います(ちなみに小説には、主人公オーウェンの自称友達、ヴェロキラプトルのブルーは出てきません)。それがご都合主義的な印象を強めている要素のひとつかもしれません。


ただ! それでも!! 私は映画館で観ることを強くおすすめしたいです! なぜなら「やっぱり大スクリーンで観る恐竜すげー!!!」と思うからです!!

急に語彙力がなくなりました。しかし私はあの恐竜たちをこんなにも精巧な映像で蘇らせてくれた製作陣に大きな、それはそれは大きな拍手を送りたいです。だってあの史上最大級の翼竜、ケツァルコアトルスが出るんですよ? 私、やつを観たいがために1,900円払った節ありますもん。

※写真は昨年の恐竜展で見たケツァルコアトルスの骨。

「ジュラシック・ワールド1」では海のギャング、モササウルスを映像化したことに驚きましたが、映画を作るたびに新しい古代生物を出してくれるそのサービス精神が大っっっ好きです。そもそも図鑑の中でしか観ることのできなかった恐竜たちをあんなふうに映像化し、「ジュラシック・パーク」として世に届けてくれたスティーヴン・スピルバーグ氏、神じゃないですか??? もちろん事実より誇張している部分や、最新の学説とは違う部分もあるかもしれない。それでも、素晴らしい技術で映像を作り上げ、まるで目の前に恐竜がいるかのような錯覚を起こしてくれる、そんなジュラシックシリーズはもうそれだけで偉大な映画だと思うのです。

今回が最終章ということで、「もうこの映像美を観ることができないのか…」と考えると寂しすぎて、スタッフロールのところでちょっと泣きましたもんね。もちろんDVDは買うけど、新しい恐竜たちを観る機会がなくなるのは非常に残念…!(涙) もうストーリーとかめちゃくちゃでいいから、「続編とか、スピンオフとか出してくれー!」って気分です(個人的に「ジュラシック・パーク0」とか期待してますが、俳優人も高齢になってきたし無理かなぁ?笑)。

というわけで、この大迫力の映像を観る機会をみなさんに逃してほしくないので、何度も言いますがぜひ映画館に行ってください! 私は映画をやっている限りは何度も映画館へ足を運ぶつもりです。とりあえず明日は3Dで吹き替え版を見てきます!

執筆:otaki

編集:彩音

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