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数年ぶりに会う友人でも

久しぶりに会う友達に会った。
全開あったのはいつだろうか。たぶんタイに行くよりもずっと前だし、なんならその前も本当に1回か2回か数えるほどしか会ったことがない。
東京で会う人を探しているときに、ふと思い立って連絡してみたら予定が空いていて会えることになった。

基本的に人間関係を深く築くことが苦手なわたしは、いわゆる「よっ友」のような、会ってかるーく話して、そしてバイバイするような友達が多かった。

こうやって、数回しか会ったことがないのに、ちゃんと約束をして会う友達なんてすごく珍しい。

 

それでもSNSで小まめに近況を見ていたり、LINEでちょこちょこやりとりをしていたからだろうか、数年ぶり3度目ぐらいの再開でも、まるで幼馴染と会っているかのように全く会話が尽きなかった。

そういう人は少ないけれどわたしにもいて、波長が合うというか、同じ空間に無言でいても、まったく心地悪くならない人がたまにいる。
普段はちょっとした日常の動作や、感覚が合わないとずっと一緒にいるのは難しいのだけれど、その感覚が驚くほどぴったりと合う人。

きっと彼女もその一人なんだと思う。

 

こういう風に思える友達を大切にしていこうと思った。
もうすぐ30代。こういう友達に出会える機会も少なくなってくる気がしている。

もちろん人との関係は変わっていくし、今いい関係性を築いていても、もしかしたら明日には崩れてしまうかもしれない。

人間関係を大切にすることは、なにも人間関係に固執することと同意ではないと思っている。
特に今日再開した友達のような人とは、相手を尊重して、お互いに気持ちのいい関係性を保っていられたらなと、そう考えている。

 

年を重ねるにつれて、どんどん自分の人生を歩む人が増える一方で、会いたいなと思う人に気軽に会えなくなっていく。

けれどもわたしはフットワークを軽く、会いたいなと思う人に会いに行けるような環境を保っていきたいなと改めて実感した。

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